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REIDEEN (ライディーン) Vol.9

REIDEEN (ライディーン) Vol.9
価格:¥ 7,140
出演:藤原啓治,本田貴子,我妻正崇,三木眞一郎
おすすめ度
期待はずれ
この作品はライディーンの登場シーンを使いまわししすぎですね。しかもこのラスト・・・とにかくしおりちゃんが可哀想ですな。なぜ戦いが終わってもあのヒロインがいるのかよくわかんないし全体的に消化不良。初代ライディーンの面影一切なし。はっきり言ってお勧めできない作品です。最後まで希望を持って見続けたんですがね・・・
“こだわり派”のProduction I.Gの作品とは思えません……
テレビ放送版で最終話まで見たのですか……正直、肩透かしを食らった気分です。

物語を総体して評価すると“竜頭蛇尾”、“本末転倒”、“支離滅裂”といったところでしょうか。

序盤では様々な謎が提示されたり、CGで描かれたロボット(これに関しては人それぞれ好みがありますけど)の重厚な雰囲気の戦闘シーンなど見所は多かったです。
しかし、観ている内に次第に感じ始めました――強引に話が展開してゆくことに。

中盤からは、前編でじっくりと深みを感じさせる展開をしつつ、後編では手拍子であっさり終わらせてしまう――という、非常に物足りなさを感じさせられる展開でした。

終盤では、中盤で感じた“強引な展開”に拍車がかかってます。
厚みがあるように見えて、実は薄いストーリー。
“曲者”らしき人物が出てきたかと思えば、案外、大した活躍をせず終わったり。
登場人物の扱いは非道すぎますね。レギュラーや準レギュラーに訪れた理不尽な最期を、あっさりと描いた上にそのまま忘れ去ってしまっています(事実、誰一人として悼みの一言さえも発していません)。
また最終話で明かされるライディーンの正体も、むしろ宣伝文句として紹介されるようなもので全く説明になっていませんでした。

総合すると――
・各話における展開事態に無理が生じている
・最終話に至っても作中に提示された“謎”が解明されていない←推理するための情報さえ一切ない(忘れられている?)
・登場人物を、単に登場してくる“物”として切り捨てているだけの雰囲気も多い
――といったところです。

ストーリーに関しては全く期待してはいけませんね。
Production I.Gの作品として「映像」を楽しむには……まあ、“そこそこ”――といったところでしょう。綺麗ですが繊細かどうかは視聴者の主観に依ります。しかしCGは殆ど使い回しが多いので、感嘆は少しずつ薄れてゆきますね。

ただ各話におけるライディーンの活躍に関する演出手法は、デウスエクスマキナを意識しているようにも思えます――と書けば聞こえは良いですが、要するに“伏線もなしに強引に新しい能力を付加している”ということです。
もっとも、ライディーンなだけに“デウスエクスマキナ”(機械仕掛けの神)を意識しているのかもしれませんが、仮にそうだとしても、紛れもなく失敗作だと思います。

70年代TVスーパーロボットアニメを代表する名作『勇者ライディーン』を装いも新たにリメイクしたSFシリーズのDVD第9弾最終巻。第24話「ガディオン立つ」淳貴(我妻正崇)の腕輪は安藤(うえだゆうじ)からロクセル(野島裕史)の許へ。一方、地下街に閉じ込められた玲(千葉紗子)と栞(岡田優香)に敵が襲いかかる……。何と淳貴がガディオンに、ロクセルがライディーンにフェードインして戦うという敵味方ロボット交換がユニークな回。第25話「ライディーン、奪還」は文字通り異星人からのライディーン奪還劇。そして第26話(最終回)「決戦」に至る。総じて、シリーズ冒頭こそ淡々とし過ぎている味わいに戸惑い、フルCGのバトルシーンにも目が慣れないところがあったが、回を重ねるごとに青春ドラマ(特に学園を舞台にしたエピソードの数々)としてのテイストが強まっていき、同時にテンションも高まって、熱血とクールの中間に位置する程よい温度のものへ変わっていったのは嬉しい。ただ、その分最初のほうで撒かれていた神秘的要素の種、その全てを刈りきれていない憾みは残るところ。どちらを重視するかで評価は変わりそうな、そんな意欲作であった。 (増當竜也)

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