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映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
OFF:¥ 798(20%)
出演:矢島晶子,ならはしみき,藤原啓治,こおろぎさとみ
おすすめ度

病気で恋人が死ぬとか、誰かを守るために闘う、というような派手な演出がある映画ではありません。
最近は映画に限らず、一見華やかでこれ見よがしな感動的「的」なものが多い気がしているのですが、
なにか違うのです。全然気持ちよくない。うまく言えないのですけど。
私はまだ20代ですが、自分の世代なりの懐かしさが沸いてきてジーンときました。
私が子供の頃はまだ「すみませんうちの子が」という時代でした。
ヒロシの回想シーンもいいのですが、最後しんちゃんが全力で走る姿はしびれます。
放送室で松本さんが泣きそうになったと言っていたシーンは上記の2つのシーンとは違うのですが、
そのシーンもじっくり見ると色々深い感情が沸いてきてジーンときます。
あと何でもないシーンなんですけど、最初の方でしんちゃんがひまわりをおぶって三輪車で幼稚園に行く姿にもちょっと泣きそうになった自分がいました。
20代にして早くも涙もろくなってしまったのか・・・。
松本さんの話ばかりであれなのですが、彼がよく言う言葉に哀愁というのがあります。
笑いにしても映画にしても、私は最近何か言葉にできない胸がつまるようなたまらなさを感じることがあって、
それは何なのかなと考えると愛、哀愁といったものにたどりつくのです。この映画には間違いなくそれがあります。

物語の最初は、ALWAYS 3丁目の夕日のように、単に「昔は良かったなあ。」ということを伝える作品なのかと思っていたが、最後まで見た後は、全く違った感想を抱いた。
この作品は昭和、つまり「古き良き時代」と言われる時代の素晴らしさを肯定しつつも、それに縛られずに、今ある現在、そしてこれからの未来を生きていくことの大切さを強く訴えた作品であるように思われる。
他のレビューにも見られるように、特にひろしの回想シーンでは、恥ずかしながら号泣してしまった。ありがちなシーンばかりではあるが、人生の要所要所をかい摘んでいて、自分の人生と照らし合わせてしまう。こうして見ると、自分の人生もなかなかにドラマチックだったんだなあ、なんて思ったり。
クレヨンしんちゃんは子ども向けのアニメではあるけれど、この作品に限って言えば、ぜひとも大人に見てほしい。きっと今ある人生を肯定できるようになるはず。
もちろん、子どもが見ても楽しめる内容になっているので、機会があればお子さんと一緒に見てみるのも良いと思う。
きっと、お子さんに「クレヨンしんちゃんの映画を見に連れてって」と言われ、仕方なしに映画館に足を運んだ大人が、思わず涙してしまったのだろうな、と考えると、なんとか賞を取った映画なんかよりもよほど優れていると思う。ホント、すごい!の一言。
ヒロシは今まで歩んできた人生(の象徴である靴)と家族の絆で、しんちゃんは「大人になりたい」と願う必死の行為で過去への執着をのり越えるその姿に、私は肌が荒れるほど涙が出ました。特に「俺の人生はくだらなくなんかない!」と必死に、まるで父親の叫びを代弁してくれた様なヒロシに、男らしささえ感じました。
いつものクレしんギャグ、ブルースブラザーズやガントレットなど往年のカーアクションをパロッた迫力のカーチェイス、ギャグタッチとはいえ大人のいない町での子供達の生存競争など、前〜中盤までにも見所は沢山あります。子供も大人も笑って泣いて燃える、まさに最高峰のアニメです。

本作品に関して言うと感想は詳しく書きません。「百聞は一見にしかず」、一度見れば分かる作品です。
「どうせ子供向けの映画だろう」と思って見ていない人は、それは大きな勘違いです。そう思う人は騙されたと思って一度見てみてください。きっと見ていただければ分かると思います。
