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映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!
OFF:¥ 798(20%)
出演:矢島晶子.ならはしみき.藤原啓治.こおろぎさとみ
おすすめ度

しんちゃんとシロがめちゃくちゃ逃げまくって走りまくってるシーンが
映画の大半を占めています。
あと、爆弾が最後には取れちゃうんだけども、取れ方に工夫が欲しいと感じた。
あんだけ引っ張っといて何!?です。
オトナ帝国の逆襲がヒットしたからこのテーストで作っとけばいっかという感じ。
オトナ帝国の逆襲だけ見ればしんちゃんの映画はOKかなと思う。

私が言いたい事は別にあります。ここ3作の駄作っぷりがムトウ監督のせいなら、監督を代えれば良い話しなんで問題ないのですが、そうとも言い切れません。明らかにアニメーション自体の質が落ちています。本郷、原監督時代の作品は単純に絵コンテの質が非常に高く、それを実現する作画力がありました。というのも、以前の映画では絵コンテや脚本を、原監督や本郷監督自らが行っていましたし、作画のスタッフにはそれまでのシンエイ動画を支えてきたベテランスタッフや、湯浅政明のような気鋭の若手アニメーターが揃っていたようです。しかし、現在は本郷、原両氏ともいませんし、原監督時代に演出などを手がけていた水島努もいなくなってしまいました。しんちゃん映画の一時代を築いたスタッフが結構いなくなっているようです。
ムトウ監督の作品では、絵コンテを監督も含めて複数人で描き分けおり、脚本家も毎回バラバラです。踊れアミーゴのサンバシーンや、ケツだけ爆弾のミュージカル的演出も、製作スタッフに以前の力量があれば結構面白くなっていたのではないかと思います。ムトウ監督のコンセプトや発想は毎回なかなか面白いと思うのですが、それを実現する肝心の力量が、監督も含めて今のスタッフにはないのかもしれません。
春に公開の新作は、監督と脚本に本郷みつるが復帰します。テイストもスタッフもだいぶ変わってしまったしんちゃん映画をどう作り変えるのか、非常に興味があります。絵コンテは本郷監督は手がけないのでそこが少し不安ですが、逆に現在の製作スタッフの力量がハッキリするのではないかと思います。楽しみですね。
私は「クレヨンしんちゃん」の映画のシリーズは全部見たわけでもないし、こだわりをもって見ているわけでもないので他のレビューに対してはとやかく言うつもりはありません。ただ一本の映画としてみるならばかなりいい映画だと思います。
「クレヨンしんちゃん」を偏見で観ていない人には是非見てほしい作品です。きっと気に入ってもらえること請け合いです。
