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剣嵐の大地 3 (3) (氷と炎の歌 3)

剣嵐の大地 3 (3) (氷と炎の歌 3)
価格:¥ 2,940
ジョージ R.R.マーティン(著),岡部 宏之(翻訳)
おすすめ度
ちょっと読むのが疲れてくる  衝撃に注意
 第三部ではこれまでよりもだいぶファンタジー要素が濃くなってきたように 見える。しかし第二巻でロブとケイトリンが消え、三巻でもラニスター側の重 要人物が二人消える。北の王や鉄の玉座の王といった、超自然要素とは無縁の 登場人物が相次いで消えてしまうはちょっと残念。ラニスター家も単なる悪役 ではなく心優しく姿醜きティリオンを筆頭にサーセイもジェイムもタイウィン に至るまでみな一人の人間として尊重されており、超常現象が数多く登場しつ つもこうした魅力的な“人間”キャラクターの織り成すドラマが素晴らしかっ ただけに。まあ、第四部以降も変わらぬクォリティが保たれているのはすごい と言うしかない。

 それにしても、上に挙げたような理由からロブとケイトリンは好きな人物だ
ったのでツインズでの一件はショックが大きかった。アリアはこの先どうなる
かわからないしサンサとベーリッシュはもっとわからない。サンサが積もった
雪を見て故郷を思い出す場面は印象的だった。それにしてもベーリッシュはか
つて命を懸けた女性を今でも愛し続けている言っていたが、それならばこれま
での言動は何だったのか。どちらにしても故エダードの味方ではなかったろうが。
 もともと第四部と第五部は一つだったのでひとまずここで折り返しだが、そろ
そろ心から喜べる出来事があってもいいんじゃないかと思えてくる。残酷な物語
を心情描写豊かに描くマーティンの精神力は並大抵ではなかろう。読んでるこっ
ちが辛くなるのだから書いている方は一体?
 第七部の原題はA Dream of Spring。夢にまで見た春を享受できるのか、春を
夢見つつ散っていくのかはわからないが、これだけ過酷な物語が続いたのだから
最後くらいはいい終わり方をしても興ざめとはならないだろうに。

 何よりエピローグが重く衝撃的。稲妻公の勢力がフレイ家の者を裁くことから
敵ではなさそうだが、彼らはどういう関係なのか。そしてこれからあの人は復讐
に燃えるのだろうか。あんな中途半端な状態ではかえって悲惨に思えるが。果た
してこの後の結末やいかに。

 高いクォリティにもかかわらず星三つなのは精神的ダメージが大きかった反動
なのであしからず。冷静に考えれば四つが妥当だったか。

物語が動き出しました!
「剣嵐の大地2」は正直、中だるみ。
物語がちっとも動かず、もうなにが起こったのか思い出せません。
それもすべてこの3のための布石です。

「剣嵐の大地3」では、あらゆる物語が動き出します。
だれが実は生きているのか、想像力のある読者ならおそらくわかるはず。
それよりも、今回はいろんな人物がいろんなところで出会います。
○○(伏せ字)とブラン。
ジェイムとティリオン。
それ以外にもいろんな人物の運命が大きく流転していきます。
読んでいる最中にもワクワクドキドキがとまりません。

唯一の欠点は、「庶民の目」がないこと。
戦記物なのだからしかたのないことかもしれませんが、すべて身分の高い人たちばかりで、一般庶民の登場人物がまったくいません。

にしても、面白い。
興奮がとまらない逸品です。

これからどうなるの?
ウィンターフェルは陥落し、ブランとリコンの生死は不明。また、フレイ家への謝罪と結婚式に参加するために双子城へ赴いた北の王ロブと母ケイトリンは、惨殺された。スターク家は衰え、反対に、ラニスター家は、少年王ジョフリーとティレル家の結婚も迫り、繁栄を謳歌していた。そのころ、夜警団は野生人と大規模な戦いを繰り広げていた。スターク家の私生児ジョンは、上官の命令で野生人と行動を共にしていたのだが...

前巻でロブとケイトリンが死んでしまい、おいおい、この作者は、本当によく登場人物を殺しては増やしてくれるなぁ!とびっくり半分、うらみ半分に思っていたのですが、今回もまたまたやってくれてます。(その辺は、ご自分で読んでお確かめください。)登場人物が多く、舞台も広いので、読後に時間をおくと誰が誰だかわからなくなってしまうところと、本が厚くて重いのが欠点ですが、どっしりとした大河長編を読みたい方にはお勧めです。北の王ロブもあっさり殺してしまいましたし、展開が本当に読めません。正直言うと、全て完結して翻訳されてから読むべきだったかな、とは思いますが、秋の夜長にじっくり楽しんで欲しいシリーズです。続きが楽しみです。

氷と炎の歌は最高だ
今、第三部、「剣嵐の大地」を読み終えた。最高だ。しかし、これはあくまで前半の終わり。
後半四部から七部までどんな物語がつむがれるのか?アメリカでテレビドラマ化すると知ったが、
どんな映像になるのか見てみたいような見たくないような複雑な気分だ。この小説の分類をファンタジーとするのはもはや間違いだと思う。
 最大の人間小説ではないだろうか? 未読な方は、ぜひ一読を、この本から離れられなくなること請け合いますよ。
 第四部を首を長くして待ち続けます。
危険!! 続きが気になって仕方ない本です
剣嵐の大地第2巻終わりでも一大事件が起きていましたが、今巻はそれさえも冒頭から上回り、驚愕のラスト三連発にエピローグが続きます。

七王国の玉座も王狼たちの戦旗もおもしろかったのですが、それらはまだまだ序幕。剣嵐の大地によって物語が一気に動き出す真のオープニングを迎えたと言ってよいでしょう。最近はこういう生活の様子を書き込んでじっくりと始まるファンタジーは少ないので大歓迎です。最初の方を読んで疲れた人も巻が進むにつれてぐんぐんおもしろくなるので、ちょっと我慢してくださいね^^)。

七王国はどうなっているのか? ジョン、ブランらスターク家の子供たちやティリオン、デーナリスはどのような立場におかれているのか? 原版ではすでに刊行されている次巻が読みたくてたまりません。現在の刊行ペースだとあと二年待たなくてはなりそうですが、それはあまりに酷い仕打ちというもの。今年末にはだしてほしいものです。

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