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座頭市と用心棒

座頭市と用心棒
価格:¥ 5,040
出演:勝新太郎,子母沢寛,岡本喜八,三船敏郎
おすすめ度
あの描き方が……
他の人が語っているので、あえて多くは語りませんが、僕がこの映画で一番好きなシーンは。 雨上がり、用心棒が座頭市に組むかどうかを聞く。 座頭市は、アンタが悪の方なら組むが、隠密なら切られったって組まないと答える。 その時、二人の足元が写る。そこに小さい川が流れている。 似た者同士の二人だが、違うのだ。
闇の魅力
「理屈じゃなく爆発するような力を感じてすっきりしたい」方、おすすめします。なにせ座頭市と用心棒、この二人の物語です。

「人間の欲の闇をちらりと見たい」方、おすすめします。登場人物の一人一人がそれぞれに欲を見せ一筋縄ではいきません。そこに刹那的な映像がはまっています。

「アウトロー」が好きな方、おすすめします。主役の二人のほかも、それぞれに皆、はみ出てしまったアウトローたちです。


二人の一騎打ちを売り物にしているようですが、それでは勿体無い。隠密=幕府方(体制側)を嫌う市と自身も嫌気がさしながら揺れる用心棒の反発したり寄り添ったりの感情のあや、金を掠め取ろうとする“悪”、それらとは関係なしに日々がある村人たち、、全てが魅力的です。

岸田森の凄みのあるニヒルな美しさを沢山の方にみていただきたい。早逝が悼まれます。

天才の芸
勝新太郎の天才が光る。さすがの三船敏郎も霞むほど。黒澤映画との比較でこの映画を論じる者は、岡本映画の魅力が分かっていない。エンタテインメントとは何か、ということを突き詰めた究極の答がこの映画にある。日本のエンタテインメント映画の最高峰と呼んでも過言ではない、傑作。
対決!! ばけものとけだもの
 私が勝新さんの座頭市を見るのは彼の最後の「座頭市」89年版の次で2番目。対する三船さんの用心棒も同じく「用心棒」を見た後で2番目と、両キャラクターにあまり深い思い入れは無いのですが、やはり彼等2人の存在感、威圧感は抜群。この2人が同じスクリーン上で対峙するのを見るだけで鳥肌物でした。当時としても話題性抜群だったらしく、座頭市シリーズ最大の興行収入を上げたらしい。 ただ少し違和感に感じたのは、三船敏郎さん演ずる佐々大作が、「用心棒」の時と少しイメージが違うという事。あちらも確かに悪党ではあったが、昔ながらの弱気を助け強気を挫くてきな、浪花節精神があったような気がしたのにこちらの映画ではそういった感がやや減少。いつも酔いつぶれ、酒、酒、金、金、女、女とろくでなし路線まっしぐらに感じました。まあ最後には粋な一面を見せるのですが、カッコ良さが微妙に違う感じでした。 それにしても今では重鎮や渋い年配の個性派俳優の若い姿が見れるのは面白いですね。なにしろ35年前ですから(笑)。
この二人が組むとは!
三船敏郎と勝新太郎は、殺陣のスピードがとても速い。どちらが速いのか気になっていたが、これで確認できる。最後で。今回の座頭市は、ストーリーが複雑である。悪いやつを成敗という簡単なものではない。その裏には貨幣鋳造で金を掠め取ってる悪を、隠密の使者がずっと探っていたり、飲み屋の女主人をみんなが狙っていたり、守っていたり、新しい悪が上前はねようと、画策したり、様々な思惑が飛び交っている。そんな中、飛びぬけた策略と、腕を持っているのが、勝新と三船なのであるが、おんなじ女を好きになったり、嫌いなタイプだったりでなかなか反りが合わない。それでも所々見せるお互いの心の交流は、この強者二人が組んで何かをやるんだなと、見ている側をわくわくさせてくれる。細かい話しは見てもらったほうがいいので詳しく書きませんが、とても面白いのでぜひ見てみてください。(東宝もいい映画をつくってくれた)
シリーズ第20作目にして、黒澤明作品で知られる“用心棒”こと三船敏郎をゲスト・スターに迎えるという、二大スター夢の対決によってシリーズ最大のヒットとなった作品。3年前に訪れた蓮華沢の里を訪れた座頭市(勝新太郎)は、そこが小仏の政五郎の暴力によって仕切られているのを知った。政五郎は用心棒の浪人・佐々大作(三船敏郎)に100両で市殺しを依頼するが…。 東宝アクション派として知られる岡本喜八監督がシリーズ初演出という異色作でもあるが、劇中の登場人物すべてにワルの魅力を漂わせ、クライマックスとなる市と用心棒の対決までドラマをぐいぐい引っ張ってくれるのはさすが。さて、その勝負の結果は……言うまでもないのだが、両者が刃を交える一瞬の凄みは、やはり名優同士の貫禄であった。ヒロイン若尾文子の艶も善し。(的田也寸志)

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