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明治天皇と日露大戦争

明治天皇と日露大戦争
価格:¥ 3,990
出演:嵐寛寿郎,宇津井健,加藤嘉
おすすめ度
天皇制を国民に改めて認めさせた政治的作品。
 敗戦後、占領された我が国においては、天皇制は政治的な判断で温存された。  生き残った大人たちは子どもたちに天皇制、日清戦争、日露戦争、大東亜戦争のことを語り伝えていた。  子どもたちは それを覚えている。ましてや、戦死した家族の子どもたちはよくきかされていた。 この映画は 天皇が初めて映画のタイトルとして登場した作品であったと思う。  1957年に公開された新東宝制作の映画。明治天皇を演じたのは当時の超巨大スター嵐寛寿郎であった。私は友と一緒に封切りされた映画館に観に行った。  天皇を映画にするとどうなるのかと思った。しかも、大好きな鞍馬天狗の嵐寛十郎が明治天皇を演じるというのだから。  天皇は 私たちにとっては神であった。  人間宣言をされても 天皇の行幸の際には 学校の教師に率いられ沿道に立ち、自動車から手をふる天皇に、担任教師は「天皇陛下万歳!」と叫び、子どもたちは一緒に万歳をした。  私は天皇の赤子(せきし)として生まれた。父は母に「よくやった。天皇陛下から預かり者として大切に育てよ」と手紙に残した。そして、特攻隊を育て、生き残っている自己を恥じつつけた父は無事に戦死した。私は父のことを思う時、必ず昭和天皇のことを思う。  子ども時代の感想は、巨大なスクリーンに圧倒され、新東宝の冒険に拍手をおくった。  昭和天皇の亡くなった時、ある時代が終わったと思った。  この映画を思い出すたびごとに、天皇を讃え日露戦争に従軍した老人たちを思い出す。
リーダーシップの参考
日露戦争全体に焦点を当てているために、「二百三高地」や「海ゆかば」に比べると戦闘シーンそのものは薄くなっています。しかしながら、明治天皇をはじめとする当時の戦争指導者の指揮統率の苦悩が繊細に描かれており、明治時代のリーダーシップ、とりわけ天皇、政府高官、国民との関係がよく表現された、素晴らしい映画でした。
不朽の名作
「国民にどう響くか、よくよく考慮して、戦争を避けるがよい」 「伊藤・・・、戦地の将兵に、避暑があるか」 「伊東も山本も、辞職さえすれば一切の責任から免れることができるが・・・、天皇に辞職はないぞ」 「国民の声が聞こえる・・・岡沢!、国民の声が聞こえるぞ。天皇旗を出してつかわせ」 「岡沢ッ! この戦争は、絶ッ対に勝たねば・・・国民にすまぬぞッ!!」

なんといっても明治天皇。嵐寛寿郎のすばらしい演技によって、あの未曾有の大戦争にのぞんだ偉大な君主の苦悩が伝わってきます。天皇は「明治天皇紀」によって一挙一動まで詳細に記録が残っているそうですから、劇中のエピソードの多くが実話なのでしょう。

エキストラの数が半端ではなく、しかもその歩き方等もかつての帝国陸軍そのままです。出征シーン、奉天入城シーンだけでも見る価値あり。

また、随所に挿入される軍歌が、非常にいい味を出しています。出征シーンの「日本陸軍」、初瀬・八島沈没シーンの「海ゆかば」、乃木・ステッセル会見シーンの「水師営の会見」、日本海海戦シーンの「軍艦行進曲」「日本海軍」などなど・・・。びっくりするほど、映像とマッチしています。

日露ものの傑作。必見。

明治天皇恩賜のハンカチは今いずこ?
先輩レビュアー氏が称揚しておられるとおり、優れた脚本と演出のお陰で、このテの大作にありがちな「中だるみ」がみられません。
今見れば大時代的な感は否めないものの、日本人なら涙腺を刺激されることでしょう。
本作や「人間魚雷回天」「太平洋奇跡の作戦キスカ」などに較べると、
最近の「男たちのYAMATO」や「バルトの楽園」は極めて薄味に仕上がっていると思います。
戦争経験者が参画していないからなのでしょうね。
映像、脚本、構成のどれもが見事
古い戦争映画は、なんか物足りない面があるものです。しかし本作品は違います。映像、脚本、構成のどれもが見事。星5つです。内容は日露戦争の全ハイライトシーンを盛り込んであります。普通「間延び」してしまうものですが、本作品では明治帝や乃木大将の個人的エピソード等が絶妙のタイミングで挿入されており味わい深くなっています。また、当時は軍隊経験者が多数いたためでしょうか、エキストラの行軍シーンが「見事」としか言いようがないレヴェルに仕上がっています。(現在の)周辺国の軍隊以上に美しい行軍シーン。これだけでも見る価値はあるかもしれません。特に映画『二百三高地』を見て感動したファンには、本作品にても感動を保証できます。
1904年に始まる日露戦争の全貌を明治天皇(嵐寛寿郎)を主軸に据えて描いた戦争スペクタクル超大作。旅順港閉塞戦、二百三高地の激戦、そして日本海大海戦といった戦争の経緯がパノラマ的に連ねられているが、本作でもっとも特筆されることは、日本映画史上初めて天皇を銀幕に登場させたことであろう。それまでのタブーを打ち破った企画の大胆さと、敗戦から10余年経ち戦後の復興を遂げた日本国内の気運とがマッチして大ヒットを記録。アナクロ映画と蔑む時の文化人たちの中にも、鑑賞中思わず涙してしまう者が続出したという。徹底的な浪花節調でつづられているのが特色の作品ではあるが、それは一方で戦前のノスタルジーを大いに誘う巧みな手段でもあった。監督は「渡辺天皇」の異名を取った渡辺邦男。当時倒産の危機に瀕していた製作会社の新東宝は、本作の成功で息を吹き返し、以後この手の戦争大作を連打していった。なお本作品は「大シネスコ」と称したシネマスコープ方式で撮影されており、本DVDもそのヴァージョンであるが、地方でまだシネスコ映画をかけられなかった映画館のために、ブルース・リー主演『ドラゴンへの道』などの名キャメラマン西本正が撮影を担当したスタンダード版も同時に製作されている(かつてLDが発売されている)。(増當竜也)

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