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ベートーヴェン:交響曲全集

ベートーヴェン:交響曲全集
価格:¥ 8,000¥ 7,600
OFF:¥ 400(5%)
プレトニョフ(ミハイル)(アーティスト),デノケ(アンゲラ)(アーティスト),タワソワ(マリアンナ)(アーティスト),ヴォトリヒ(エンドリク)(アーティスト)
おすすめ度
この人の視点
陳腐な表現ですが、個性的な全集であるという噂には間違いはありません。聴く人によってこんなにいろいろと言いたくなるベートーヴェンなんて近年稀ではないでしょうか。 とにかく、何かひとつのスタイルで一貫性を持たせてまとめよう、なんて発想はありません。このCDの販売形態こそ全集ボックスですが、ベートーヴェンは別に全部まとめてCDで聴いてもらおうなんて考えていなかったんですから、全曲スタイルを統一させる必要なんてないんでしょうね。それぞれ独立した作品なんですよね。 ただ、プレトニョフがスコアを見て、感じ取ったままに正直に、未完成でもやりたいように演奏したらこうなったというだけです。「一般的にはこうする」というような考え方に縛られなかったところはもう大いに賞賛したいところです。また天下の大レーベルがこんなクセのある全集を出してくれたことは評価に値するかと思います。とにかく「痛快」! この5つ星は、大沢親分や張本さんの「あっぱれ!」と同じものとお考え下さい。
指揮者としてのスタートラインに立ったか
◆これまでの指揮者プレトニョフは、統率力不足が目立ち、全く失望続きだったのだが、このベートーヴェンは素晴らしい!!隅から隅まで自由自在にオケを統制している。彼はやっとオーケストラという楽器を意のままに操ることが、出来るようになったようです。◆局所局所で、やりたいことを全部やったらこうなった!的な解釈は、1980年代に彼がピアニストとして、ソ連メロディアへ録音した盤の数々を思い出させます。当時の彼は、多くの人に「木を見て森を見ず」と言われたものでした。しかし、とにかくあれこれ試すことを続けて、著しく成長しました。そして後年の、ヴァージンやグラモフォンに録れたピアノの名演奏群には、一本一本の木々を極めた者だけが描くことの出来る森や山々の姿があります。◆オーケストラを自在に使いこなせるようになった今の彼が、あれこれやってみたくなるのは、当然の成り行きなのです。指揮者としての円熟を暖かく見守りましょう♪実際、古楽奏法を取り入れてお茶を濁す指揮者が増えて来た中、古楽の影響を殆ど感じさせずに、これだけユニークな試みを展開出来る指揮者はなかなか居ませんからね。
あれもこれもで、何もなし?
輸入盤で聴取。一部の批評家の好評もあり聴いてみたが、取りとめのない全集となってしまった。19世紀巨匠風のリタルダンドがあるかと思えば、神経質なほどの強弱の交代があり、新スコアによるハイテンポかと思えば、所謂ロシア的咆哮が突如現れ、かと思えばしつこいような弦の情緒の表出・・・といった色んな要素が同じ曲のなかに同居し、あれもやりたい、これもやりたいという意欲はあれど、結局指揮者は作品をどのように解釈するのかという一貫性がまるでなく、一向に作品そのものが現れてこないといううらみがある。ピアニストとして著名なプレトニョフではあり、決して軽薄なノリではなく、真摯でまじめな演奏だと感じるが、意欲が多方向のベクトルに分散し、裂かれている気がする。 『運命』の<運命>動機の提示終結部など、フルトヴェングラー風の間合いも見られるが、終楽章の腰の軽い進行など、ほとんどチンピラ古楽器系指揮者だ。『エロイカ』は、最悪レベルの演奏。強弱へのしつこいこだわりが鬱陶しく、内面から拡がってゆく作品ならではの解放感が微塵もない。第7の終楽章も情熱がないではないが、暴走族まがいだ。第2楽章は情緒纏綿路線だが、満喫にはほど遠い。 それでも、この全集の価値もある。それは、以上の欠点が全て揃っていることによる。つまり、演奏スタイルとは何かを再考させてくれるという点だ。ただし、初めてベートーヴェンのシンフォニー全集を求める人にはお奨めできない。1にモントゥー、2にスクロヴァチェフスキ、3にラトルあたりをまずは聴くべし。

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