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上海の長い夜―文革の嵐を耐え抜いた女性の物語〈上〉

上海の長い夜―文革の嵐を耐え抜いた女性の物語〈上〉
価格:¥ 1,886
鄭 念(著),篠原 成子(翻訳),吉本 晋一郎(翻訳)
おすすめ度
地獄図
まず、日本人が経済成長に励み、平和を享受し、大阪万博などに浮かれていたころ、隣の中国でこのような地獄図が展開していたことを知り驚かされる。 しかし、著者の言う「私たち自身の性格のなかになにかが欠けていて、そのため毛(沢東)につきまとう悪霊がはびこることができたに違いない」という意味では、けっして他人事とは思えない。 日本の戦時中にも似たような状況はあったであったろうし、現代の会社や学校でもこれに類したことがまったく無いとは言えまい。人間性の不可思議さ、恐ろしさを思い知らされる。 「弁証法的唯物論に基づく闘争」を勝ち抜いてきた現在の中国共産党の発言(一方的な断罪、謝罪の要求など)にも同じ論理が貫かれているような気がしてならない。
著者の精神的な強さがすばらしいと思います
上下巻合わせてかなりのページ数なのですが、あっという間に読んでしまいました。文革で政治的に揺れる中国の様子が著者の立場を通して描かれており、大変興味深く読みました。無実の罪で6年半も投獄され、様々な苦難を受けながらもそれに耐え、決して自尊心を捨てることのなかった著者の精神力には感動しました。独房の中で、手が使えない時は動物のように食べ、足腰を弱らせない運動を工夫し、精神を保つために詩の暗誦をし、なんとしても生き抜こうとするその姿勢には思わず涙が出るのですが、泣き言的な言葉は全くといっていいほどなく、終始冷静な目で物事を描写しており、それがかえって感動的でした。
God may heal her sorrowful mind
the Life and death in shanghai should be one of the trilogy of the modern histry of chaina. another two are the Sorrow mountain by Ani Pachen and the Wild swans by Jung Chan. author is a widow, her husband was a diplomat, had been living with a daughter of fascinating actress. all of a sudden, a peaceful days was over. a group of high school students and college ones broke into her house and said she was wrong. so she must have a rehabilitation. sooner than her considering what they said, she was driven out of her home and confined a jail after a rite of court-like .death or getting mad was her option to choose for getting out of this infamous prison. hereafter you would try to read for yourself. you must be worried about the fate of her daughter. taste of her superb graceful and elegant english that we have never read of in english textbooks. this IS english. God may heal her sorrowful mind.
感動の一冊
文革の混乱期に一人娘を失うという悲劇に会いながら、その一人娘がどのような最期を遂げたのかを追っていく。一見、淡々と筆を進めていることがかえって人間の尊厳や、作者の深い悲しみと、同時に強さを感じさせる名著。作者と同席した通訳者達すら泣かせてしまう感動の一冊。
中国文化大革命を知るに最適の傑作
中国の人には悪いけれど、文化大革命ほど興味深い歴史的事件はない。汲めども尽きぬ泉の如く好奇心をそそるものがあって、この事件を描いた書物は、面白さの度合いに差があるとは言え、どれもこれも一読に値するのである。その中でも特にお薦めなのは本書と「ワイルドスワン」である。共に読んでいる間の充実感もさりながら、読んだ後の感銘がとりわけ深い。これは、何よりも主人公つまり著者の屹立した精神の在り様によるものであろう。狂瀾怒涛の世の中をいかにくぐりぬけるかは各人各様の在り方があるわけで、必然的にそこにその人間の実相が現れてくる。鼻を抓み目を蔽いたくなる生き様もあれば、思わず涙腺を熱くする生き様もあり、千差万別各種各様である。しかし、生き様の美醜いずれであれ大事なの!はこれをどのように捉えるかであろう。甘ったれた精神が捉えたそれはどのように飾り立てようと読むに堪えないものになるに決まっている。本書の読後感が爽やかなのは、著者の精神が独立独歩の屹立したものであるからである。

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