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ルキーノ・ヴィスコンティ DVD-BOX 3枚組 ( 揺れる大地 / 夏の嵐 / 家族の肖像 )

ルキーノ・ヴィスコンティ DVD-BOX 3枚組 ( 揺れる大地 / 夏の嵐 / 家族の肖像 )
価格:¥ 15,120
出演:アリダ・ヴァリ,バート・ランカスター,ルキーノ・ヴィスコンティ
おすすめ度
ルキーノ・ヴィスコンティ DVD-BOX 3枚組 ( 揺れる大地 / 夏の嵐 / 家族の肖像 ) DVD
BOXにする事自体はいいと思うのですが、1本あたりの単価が高くなってもいいから単品売りもして欲しいです。なぜなら「夏の嵐」は単品売りされているので、こちらをすでに買った場合は重複してしまいます。同じものは二つもいりません。
なんのためのBOXか意味がわかりません
ヴィスコンティを少しでも知っている人であれば、彼が「前期」「中期」「後期」でまったく分野の違う映画を撮っていたことは常識です。「前期」では彼はリアリズムの作家と言われていましたが、「後期」では侯爵家に生まれた彼本来の貴族的なデカダンスの作家に変身しています。処女作と「中期」の夏の嵐と「後期」の家族の肖像の組み合わせというのは、好意に解釈すれば「ヴィスコンティのいろいろなスタイルを知って欲しい」とも取れますが、要は「揺れる大地」を単品で発売しても買う人がいなくてビジネスにならない、ということなのではないですか?家族の肖像のように「売れた」映画と抱き合わせ商法みたいなことはしないでいただきたい。この組み合わせの意味が理解できません。これはBOX2にも言えることですが。
BOXにするのはやめて欲しい
「家族の肖像」単独で発売されたら即買うんだけど。他の二本も良かったですが、何度も手元に置いて見直したいという感じまではいかないので・・・。「家族の肖像」1本のために1万5千円出すかと考えると、BOX2同様躊躇します。それが狙いなんだろうけど。「ベニスに死す」なんかも地味な作品群と抱き合わせにされちゃうんだろうか・・・
ある面では良い企画のボックス
作品それぞれは私的にはすべて五つ星ですが、「古典的名作は一作品ごとに出来る限り廉価で分売するのがベスト」と考えているのでこのような高価なボックスセットは一つ星にします、「夏の嵐」を除く二つの作品を見比べればビスコンティのコミュニズムに対する姿勢の変化が感じられて面白いと思います、20世紀初頭に彼のような貴族かつインテリがコミュニズムに対してどれほどの衝撃や共感を感じたのだろうか、とも思います、ビスコンティのような優れた「物語」作家がコミュニズムの欺瞞や胡散臭さに気付かないわけもなく、早々に共産主義との決別があったからこそ中期以降の傑作群が残され、現在鑑賞できる幸せを感じないわけにはいきません、三作を、初期の習作的力作・体力充実期の自信作・最晩年の体力喪失期の室内劇、と位置付ければ作家の歴史もたどれる企画ボックスとなり、この三作を連続して鑑賞する価値は充分にあるでしょう、「夏の嵐」にも「家族の肖像」にも見られるビスコンティ独特のサスペンスフルな演出はとても見事なもので、いわゆるサスペンス映画にビスコンティ自身があまり興味がなかったらしいことを残念に思います、この2本の衣装の豪華さ・見事さはかけがいの無いものとも思います、
近代と近代以後の間を生きたマエストロ
ヴィスコンティの作品を云々することは、人それぞれだが、彼は作品においてわれらが俗評を超えた場で作品を発表し続けた。 揺れる大地は、イタリア共産党を除名された前後の作品だが、その凡庸にして非凡なリアリズムはネオリアリズムを超えているし、夏の嵐は近代に入ろうとするヨーロッパそのものを社会階層で斬ってみせる鋭利な洞察がある。家族の肖像は20世紀後半のポストモダンを準備した学生運動を背景にしたグローバリゼーションへの入り口とその相克を描いている。 山猫、ヴェニスに死す、イノセント、ルーウィトヴィヒ、彼が撮りつづけた作品はヨーロッパと言うオペラ劇場そのものだ。ミラノスカラ座は彼の先祖がミラノ候に寄贈して今にある。ルキノは何を見ながら演出し続けたのであろうか!

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