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グリーグ:劇音楽「ペール・ギュント」

グリーグ:劇音楽「ペール・ギュント」
価格:¥ 1,800¥ 1,709
OFF:¥ 91(5%)
ブロムシュテット(ヘルベルト)(アーティスト),サンフランシスコ交響合唱団(アーティスト),マルムベルイ(ウルバン)(アーティスト),ヘガンデル(マリ・アンネ)(アーティスト)
おすすめ度
演奏自体は悪くはないが、なんとも中途半端な「劇音楽」
このブロムシュテット盤は、いわゆる「組曲版」ではない。しかし、「劇音楽」とか「全曲版」という記述も見られるものの、それは「組曲版」ではないという程度の意味で、「全曲盤」ということではない。つまり、本当に全曲入っているわけではなく、省かれている曲もあり、正確には「全曲版からの抜粋」盤でしかないのだ。演奏自体は悪くないだけに惜しまれる。

「劇音楽」としての『ペール・ギュント』の魅力を味わうには、やはり完全な「全曲盤」を聴くにかぎる。冒頭の第1幕前奏曲の後、このブロムシュテット盤では第2曲と第3曲が省かれているが、ここは、物語が幕を開け、遠くの方の教会から婚礼の場で皆が祝って踊っているノルウェー民謡がノルウェーの民族楽器であるハルダンゲル・フィドルの演奏で聞こえてくるという、これからの波乱を予感させる「嵐の前の静けさ」のようなところである。これを聴いてから「花嫁略奪とイングリッドの嘆き」を聴くのと、いきなり「花嫁略奪とイングリッドの嘆き」になるのとでは、全く印象が異なる。「劇音楽」としての魅力とは、そうしたものだ。

「組曲版」は、その全曲の中からいくつかの曲を選んで本来の物語の流れとは無関係に順番を入れ替えてオーケストラのコンサート用に編んだもので、『ペール・ギュント』の魅力は「組曲版」を聴いただけではわからない。真の「全曲盤」も聴かずに「組曲版で十分」などと言うのは論外だ。現在容易に入手できる完全な「全曲盤」としては、ネーメ・ヤルヴィ/エーテボリ響のものがある。バーバラ・ボニーらが歌手陣として参加しているこのディスクは、演奏も歌も高水準で、聴き始めたら一気に最後まで聴いてしまう魅力にあふれている。『ペール・ギュント』について語るのは、それからでも遅くはないだろう。

ペールギュントの絵本
ペールギュントを思う存分に楽しめる贅沢な1枚です。最初に数ページのセリフとかわいい絵がついており、CDを聞きながらぼーっとセリフをめくっていると、まるでペールギュントの絵本の中に入り込んでしまうかのようです。指揮者のブロムシュテットは北欧の指揮者なので、ペールギュントに思い入れはあるのでしょうが、無駄な力は入っておらず、厳しく模範的な演奏を聞かせてくれます。
長い
楽しい曲もいくつかありますが、つまらない曲も多いので、聞いていて長く感じてしまいました。組曲を聴いたほうがいいような気がします。

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