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ヴィヴァルディ/協奏曲集「四季」
価格:¥ 1,200
エンシェント室内管弦楽団(アーティスト),ビバルディ(作曲),ホグウッド(クリストファー)(指揮),ハロインズ(クリストファー)(演奏)
おすすめ度
エンシェント室内管弦楽団(アーティスト),ビバルディ(作曲),ホグウッド(クリストファー)(指揮),ハロインズ(クリストファー)(演奏)
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イタリアの乾いた陽光、旅の叙情。
ホグウッドの「四季は、アバドのソリッドに構築された「四季」でもなく、
イ・ムジチの流麗な響きの心地よさとも違います。
アバドの場合は、純粋音楽に没入する醍醐味があり、
イ・ムジチ(特にピナ・カルミレッリ女史盤)は、
素晴らしいアンサンブルと分離のいい録音、
さらに華麗なホールの響きにひたれます。
ホグウッドの場合は、乾いた陽光や、旅先の叙情、
たとえば田園のあぜ道(遠くになだらかな丘の起伏が見える)に、
ひとりで立っている時のような、そういう叙情性が味わえる。
古楽器を使っているせいもあるでしょうが、
イタリアの教会前の広場で楽団が演奏しているのを
聴いているような気配が漂っています。
バロックとは、ある意味、そういうものかも知れません。
それは非常に「イタリア」を感じさせてくれるのです。
また、独特なのが楽器の選定です。
ハープシコードの代わりに、
チェンバーオルガンが使われていたり、
バロックギターのポロンポロンという音が聴こえてきたり、
他では耳に入らない音色が「四季」に加わっています。
ホグウッドと彼の古楽器隊の緩徐楽章の美しさは、
いつも飛び抜けていますが
(「アイネクライネナハトムジーク」のロマンスなど)、
「四季」でも冬のラルゴの響きと演奏の美しさは、味わい深く、ひたすら気持ちよく流れわたります。
ただし、ここから「四季」に入ると、
違和感があるかも知れないので、
まずイ・ムジチで、まっとうに「四季」の世界を楽しんで、
次にアバドとクレーメルの疾走する轟音世界に陶酔し、
その後でこれを聴くとよいと思います。
鳴らす開始の気持ち良さ♪
私にとっては、懐かしの四季♪人生最初に買ったレコードが、彼らの四季でした。アーノンクール、ビオンディの旧盤新盤、カルミニョーラの旧盤新盤といった、他の古楽器演奏と比べて、リズムが安定していて腰が重い感じがする。モダンオケのクレーメル旧盤(アバド指揮LSO)やナージャの弾き振り、ジャリ&パイヤール(NECから出てたやつ)と比べてもまだ重量級。上に挙げた古楽器の演奏群やクレーメル新旧盤と違い、ノイズ的な楽音を極力排除してるからずいぶん健康的な響きがしてる。そういうのもたまには悪くない。悪くはないんだけど…こんなに鈍かったっけ?う〜ん。汗しか〜し、春と秋の冒頭は何と言ってもホグウッド盤がピカイチ。昨今の演奏スタイルとして、春の冒頭は「さりげなく」始める&秋の冒頭は「フレーズごとのコントラスト」を付ける、みたいな風潮があるようですが、ホグウッドは、気持ち良いフォルテで、はち切れんばかりに鳴らしきってくれてます♪やっぱエエ曲ですゎ〜。初めての人が、四季って曲の良さを味わうにはモッテコイの演奏ですよ〜。残念なのは、彼らのop8が全曲揃ったCDまたは後半六曲の入ったCDの現役盤が見当たらないこと。全曲揃わないのなら、このCDは四季だけの収録で良かったのでは?全曲の再発を望みます♪


