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涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)
価格:¥ 540
谷川 流(著),いとう のいぢ(イラスト)
おすすめ度
何よりも気になった事
ミヨキチのビジュアルです。果たしてどんなのなのでしょうか?要するに、小学五年生なのに大人びた容姿をしているんですよね。とりあえず今は脳内想像だけでしかわかりませんが。
そろそろパワーダウンがあるような
『編集長〜』は色々なジャンルの本の話になってしまって、どうしてもまとまりがなく楽しめない。別にまとまりを求めずとも、各ストーリーに『おっとビックリ』な展開がなく、本の裏にあるキョンの語りごとで十分持つような話になってしまって残念。次から進級もあって心機一転になることもあり、そういった状況を前にしての1年ストーリー生の締めくくりがこれで残念だったりする。
キャラの成長ぶりが嬉しい
高校1年も終わろうというときのエピソード。 最初はハルヒの暴走が物語を引っ張ったが、いまでは仲間との触れ合いで 安定してきたハルヒに退屈をさせないようにイベントを発生させる小泉、 ハルヒの安定を快く思わない外部からの干渉というように、物語の端緒が ハルヒ以外に移ってきているのはとてもよい傾向だと思う。 ハルヒは一見無鉄砲だが、仲間想いで、繊細で、ここ一番で頼りになる団長 閣下。この路線ははずしてはいけないと思う。 長門のジョーク、小泉の役回り、キョンの感性、なにも変わらないみくる・・・ 『憂鬱』時から確実な成長を感じさせる彼等、ああ、愛すべきSOS団!
感想
ハルヒをアニメで知ってから数ヶ月。私はひとつの疑問を抱えていた。それは朝比奈さんはものすごく頭の弱い子なんじゃないかという疑問だ。確かに彼女はドジで、おっちょこちょいで歩く萌え要素なわけだが、それと頭の出来は相反するものではない。他の二人と比べると特別な能力もあるわけではないし、せめて頭の出来は普通なのかと思いきや、この本を見て確信した。 この本には、朝比奈さんが書いたとされる物語が載っている。これを見て私は思った「ああ朝比奈さんの頭の中はワープでループなんだな」、と。 萌え以外でも、大好きな朝比奈さんにはがんばってほしいです。
SOS団・1年目の総決算
◆「編集長★一直線!」

 生徒会長から、突如文芸部(実質的にはSOS団)の
 無期限休部が通告されることに。

 生徒会長が、活動存続の条件として
 要求してきたのは、機関誌の制作。

 この事態にハルヒは当然のごとく「憤慨」し、
 勇んで団員達に原稿執筆を命じるのですが…。


 作中に、団員それぞれの個性が発揮された
 作品が載っており、楽しめます。

 また、今回の直接的な当事者として
 休部通告を受けた長門の反応は見もの。
 自分の居場所(=アイデンティティ)が奪われる事態になり、
 深く静かに「憤慨」する様 には、この1年間における
 彼女の変化を実感できます。

 そして、各人の作品は、それぞれに味わい深いです。

 みくるは『童話』を担当。
 ハルヒが加筆修正しているというのがミソでしょう。
 様々な童話のキャラが続々登場してくる作品ですが、
 本筋は“眠らない白雪姫”と“眠り続ける王子”の話。

 長門の担当は『幻想ホラー』。
 アニメOPの1カットにまつわるエピソードが語られます。
 
 舞い落ちる“ゆき”のなか、
 「幽霊」は自我に目覚めることに―。


◆「ワンダリング・シャドウ」

 クラスメイトから、犬にしか感知されない
 「幽霊」について調査依頼される話。

 「幽霊」に関しては、いつものように
 かつて「幽霊」だった人の手により
 無事解決されるので、今回は高1を終えようとする
 ハルヒの変化をしみじみと感じてください。

 クラスメイトに溶け込んで球技大会で活躍したり、
 普通人であるクラスメイトから依頼を受けたり……
 第1巻の衝撃の登場から、はるばる遠くへ来たものです。


 P.S. 長門、会心の“一発ギャグ”もお見逃しなく。

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