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ドラモンド家の花嫁 (1)王宮は陰謀だらけ (角川スニーカー文庫 38-32)

ドラモンド家の花嫁 (1)王宮は陰謀だらけ (角川スニーカー文庫 38-32)
価格:¥ 560
冴木 忍(著)
おすすめ度
陰謀渦巻く?
当主アルトゥースとジャスミンの会話はそこそこ面白いんだけれども、うーん…。 ドラモンド家の監視役として詳細不明の人外物質のクーロウという少年が登場しています。 ファンタジーではありがちな存在。このコの台詞、『…だネ』、『…だヨ』が、私には読みにくいです。 ほぼ全台詞の最後の文字がカタカナ。話し方特徴を文章で表すにしても数箇所程度ならいいんですが…。 ファンタジーの部分と陰謀術数の部分の区別が曖昧なところがあるし、焦点をどちらへもっていけばいいのかな。 陰謀渦巻くという件を楽しみにしていたんですが、案外あっさりとした人間関係で、お粗末。それともこれから? ジャスミン、自給自足頑張ってください。それほど長くない一冊に起承転結上手く入っているとは思いますが、 心理描写や表現をもっと詳細にすればもっと引きつける要素のあるファンタジーになるのになぁーと感じます。 結局呪いを解いてハッピーエンドなんでしょうか。この作品続くんですか? 続くなら、もっと書き方があるような気もしないでもない。
冴木 忍のファン…だったんだけど
謳い文句のコミカルファンタジーと呼ぶには少し文章が固くて飲み込みづらいような・・・。 登場人物はとても魅力的で、好感を持てたのですが、ストーリーが途中から掴みにくくなってきてしまいました。ストーリーの芯がどこにあるのかわからなくなってきたというか。 昔は「風の歌 星の道」や「卵王子カイルロッドの苦難」シリーズが大好きで夢中になって読んでいたのですが、最近の読みやすいライトノベルを読みなれてしまったせいか、文章が古めかしく感じました。あんなにはハマった冴木忍の作品を久しぶりに読んで疲れてしまった自分にがっかりしました・・・。
今は
ライトノベルはすっかり萌え(ファンタジー系列、非ファンタジー系列問わず)一色となってしまいました。それゆえ本作というか、作者はその点重視しないので、今の流れからは外れてはいます。ある種の重さがある作品です。それはまたヤンデレとか某エヴァンゲリオンから始まった意味がわからない地に足の着かない不条理を描いたものとは別物で、実際の感情に根付く無力感、不条理感を描けるライトノベルでは書ける数少ない作者です。本作というか本作者の主人公がえてして不幸なのはそのためなのですが…。
花嫁(仮)のお話
『天高く、雲は流れ』『風の歌、星の道』などの人気作を持つ冴木忍の最新作 人気のピークは過ぎてしまいましたが、その面白さは健在

最新作はおなじみ不幸な当主アルトゥースと大食漢メイドが織り成すコミカルファンタジーとの謳い文句どおり、誰でもすっと入っていける面白さ
もちろん、その裏に潜む人間の仄暗さ、明るさを巧みに表現して物語を盛り立てます
今後どうなる?と思わせる表現の仕方はさすがといわざるを得ません

最近の作品は暗い話が多かったですが、明るく楽しくもこの作者の魅力
どちらかといえばそちらの面を強く押し出した作品です

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