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円環少女 (2) 煉獄の虚神(上) (スニーカー文庫)

円環少女 (2) 煉獄の虚神(上) (スニーカー文庫)
価格:¥ 540
長谷 敏司(著)
おすすめ度
一巻が楽しめたのなら買いです
相変わらずというか、世界設定や能力の描写は難しいです。 実にイメージ化しづらいです。 このシリーズではこれはもうどうにもならないかも知れませんね。

内容が分かりにくい場合は、

・作者のつもりになって理解。
 ↓
・調子にのって作者より理解。
 ↓
・自分専用の脳内映像が勝手に完成。

とかでいいような気もします。
既に一巻を読んでいてその描写に耐性がついているならば何の問題も無く買いですね。

上下巻の構成になっているので、既に発売されている下巻も一緒に
購入する事をお勧めします。

メイゼル頑張れ!
魔法を無効化する人類がいるために、魔法世界から「地獄」とされる地球。少女メイゼルは、魔道師協会の敵100人を倒さねば元の世界に戻れない刻印魔道師。彼女が初めて戦った魔道師が《協会》から脱走し...

内容的には、かなりえげつない話だと思うのですが、主要登場人物のほとんどが一生懸命頑張っていてとても素敵です。今回は、メイゼルの葛藤がとても痛々しいっ!頑張れ、メイゼル!!!


早くもマンネリ化?
今回は「魔力型魔法」である「相似大系」のお話。
難解な「索引型魔法」がやたら出てきた一巻に比べて、
格段に読みやすくなっています。
驚くほど。

ちなみに「相似大系」を「終わりのクロニクル(電撃文庫)」風にいえば、
  
    ・━世界は、似たもの同士で結ばれている。

となります。簡単ですね。

しかし、ストーリーは意外に単調です。
戦いと小休止を繰り返すあたりは、マンネリ化に陥った少年漫画のよう。

少女が戦う    
↓          
主人公が駆けつける

敵に逃げられる

この繰り返し。
しかも主人公の低次元な心情描写がグダグダと繰り返されるので飽きてきました。

これが次巻の良い伏線になればいいのですが、ちょっと心配です。

しかし、メイゼルの嗜虐癖は苛烈さを増しているのでそれだけでも十分楽しめます。

本当の話、この巻はメイゼルだけが輝いています。

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