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災厄の一日―されど罪人は竜と踊る〈3〉 (角川スニーカー文庫)
価格:¥ 560
浅井 ラボ(著)
おすすめ度
浅井 ラボ(著)
おすすめ度
長編の、ヘビーな内容と皮肉と悪口満載の掛け合いもそのままに、短編集に
現代風ファンタジーの冒険稼業モノで話のネタは尽きなさそうではある。 どれも面白いけど、特筆すべきは「禁じられた数字」。 この物語に出てくる連中が、いかに人でなしのろくでなしかがよく分かる短編。 こういう人の悪さ大爆発な『だけ』の話も読ませるのはさすがさすが。 気軽に読める短編集と言うことで、オススメ。


シリーズ長編で断念した人にもおすすめ
このシリーズの特徴は、素晴らしいまでに救いの無い展開と、科学的な専門用語の嵐なのだが、短編集になるとそれは薄い。 ただ、ガユスとギギナの嫌味の言い合いや、読了後のなんとも言えない感じは健在。ついでに笑わせてもらえたりする。長編の難解さでダウンした人には、ちょうどいいだろう。長編でどっぷりの人も、改めてハマり直せる内容になっている。 はっきり言うと、一巻や二巻を読んだあと、このシリーズを読むのはやめようと思ったのだが(グロや性的描写に耐性が無いので)書店で見かけると、なぜか買ってしまうという妙な求心力がある。三巻を読んで以降は、自発的に買うようになった。 短編だけでも楽しめるので、読んでみる価値はあるだろう。


笑えます。笑ってください。
禁じられた数字に大爆笑です。私も同じようなことをした事はありますが、ここまで悲惨で笑える罰があったとは・・・。対人類最強兵器の黒ジヴがいい味だしてますよ。


ジヴ爆発
「されど~」の初短編集。短編だけあって、内容もかなりライトに仕上がっています。ただ、長編と同じだけの読み応えを期待すると、がっかいすることに。ジヴの可愛さと、女性だろうが容赦なしにギャグに巻き込む意気込みに、一票。


女々しいガユスの詩
私的見解だが、作者の浅井ラボに短編は向いていないと思う。もしくはガユスとギギナとユーキャラクターが向いていない。えー短編です。ガユスは変わらず弱音と愚痴を吐きまくり、ギギナが冷静なキッツイ突込みを入れる。そして派手なトン知己理系咒式が炸裂する。そんないつも通りな展開。タダ、短編で毎回されるとガユスが単なる女々しい野郎に見えてしまう。主人公に魅力が無いと辛い。シリーズは全て買ってるけどコレはお勧めできない。「禁じられた数字」が星2つ。「始まりのはばたき」が星1つ。以上で星3つ。

