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新ロードス島戦記(5) 終末の邪教(上) (角川スニーカー文庫)

新ロードス島戦記(5) 終末の邪教(上) (角川スニーカー文庫)
価格:¥ 560
水野 良(著)
おすすめ度
気になるのは次巻
これと言って特筆すべき事はない。20年近くこのシリーズ読んで来たが、どう言っていいのか、次の巻への期待をこれだけ煽っているから、どうなるか心配だ。前のレビューの人も言っているが、ついていけるか気になる。それに比べリウイのシリーズは、テーマもしっかりしているし、安心して読める。両作品とも次巻早く出ないか心待ちです。
始まりか終わりか
ロードス島から離れたマーモ島に舞台を移した物語もついにクライマックスへ向けて発進した。終末の巨人と始まりの巨人。最後になるのか始まりになるのか。

今の世界をとても大事に思っている人々の戦い。今の世界を守るための戦い。とても力強く、胸躍る。

総力戦!
昨日の敵は今日の友、協力は惜しまない、使えるものは何でも利用する。スパーク流の戦い方がはっきりと前面に出ていた巻です。
宗教や種族もごちゃ混ぜなスパーク率いるマーモ軍、対するは死ぬ事さえ喜びのカーディス教団。ロードスシリーズの中でもかなり血生臭い、壮絶な戦いが繰り広げられます。
戦闘シーンは種族や宗教の特色が出てて非常に面白く、読みごたえバツグンです。中でもドワーフ達や、名も無き騎士達の戦い方や台詞が感動的で良かったです。
途中で読むのを止める事が出来ずに、一気に読んでしまいました。
淡々と進みすぎる
今作では色々な事が起きるのだが、あまりにも淡々と進んで行く。連載した物を練り上げるさいに、削ぎ落とし過ぎたのでは無いだろうか?説明的な描写が多くなり、重厚さがあまり感じられなく、深みが無いため作品世界へ感情移入できなかった。薄幸の騎士スパークは、相も変わらず不幸である。彼の幸せは次刊でようやく成就するようだが、オールスター揃い踏みらしいので、やはり影は薄いままだろう。スパークって不幸!
予想通りの展開?
いよいよ最終巻まで後一巻。最終章のはじまりである。4巻との繋がりはそれほど強くなく、ロードス島戦記もしくは伝説で読むことをやめてしまった方々にもお勧めできる。スパーク、ニース、リーフを巡る人間模様に結末はあるのでしょうか?そして、邪神に魅入られたロードスの行方は?最終巻はロードスが再び「呪われた島」であることを再確認できると期待しています。

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