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いつ読んでも面白い名作。

二十数年にわたって読んできたロードスシリーズ。思い出してまた全巻一気読み。

いつ読んでもやはり面白いものは面白い！

特に「伝説」は新の英雄達の物語。パーン、カシュー、アシュラム、後の時代の英雄達ももちろん素晴らしいが彼らすら霞んで見えるほどの魅力ある英雄達の物語。４巻でナシェルの物語は終わるが６英雄達の物語が終わるのはこの５巻。必読！

個人的にカノンの名もなき自由騎士とその仲間達がお気に入り！その最後はわずか二行で語られるだけだが勇敢に戦ったんだろうなと勝手に想像したり。

いまさらだけど読んで感動、興奮したのでレビュー書いてみました。

六英雄たちの絆

ナシェルの物語は4巻で終わりますが、魔神戦争と六英雄を最後まで見届けるにはこの巻は必読です。
メインの石の王国〜最も深き迷宮での死闘の他、某人物たちのその後も示唆されており、読む価値は十分あると思います。私は満足できました。

コレクションになら

ロードス島伝説シリーズの五巻と銘打っているが、実質サイドストーリーです。シリーズの主人公である伝説の英雄ナシェルは登場せず、至高神の神官フラウスの視点で描かれているのも特徴。それまでの四巻で答えを出さなかった謎の正解と、フラウスの心がメインになっています。しかし、おまけのような内容の薄さ、納得できない無理矢理な答えもあり、著者が言うように四巻目で話は十分完結しています。ロードスシリーズを全て集める人ならば買いでしょうが、そうでない人は控えたほうがよろしいかと。