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レンタルマギカ―鬼の祭りと魔法使い〈下〉 (角川スニーカー文庫)

レンタルマギカ―鬼の祭りと魔法使い〈下〉 (角川スニーカー文庫)
価格:¥ 620
三田 誠(著),pako(著)
おすすめ度
ちょっとわかりにくいかな〜
レンタルマギカはシリーズ全巻読みましたが、個人的にはこの巻(上下巻合わせて)が一番読むのに時間がかかりました。単にページ数が多いからという問題ではなく、想像がしづらいと感じました。また、橘弓鶴も最終的に死なず、葛城鈴香も実はいい人で、鬼も消滅し、と全てがうまく収まりすぎているように思いました。今回の件にかなり無関係なアディが登場するのもちょっと無理があるかと。

上に挙げたのような不満点はありますが、つまらなかったというわけではありません。に手を染めたのは誰なのかという謎や、最後の社員が一丸となって鬼と戦う場面は非常に面白かったです。ただ、この巻はいつもより読み手を選ぶかな〜という印象を受けた、ということです。みかんの過去が気になる!って人にはおすすめです。

祭りの終わり
下巻です。
様々な思惑の中でいつきや辰巳の取る行動に注目してもらいたいです。
いつきは毎回の事ですが
『甘い考え』
ですが、
『大切な人達を守りたい』という意志は純粋な彼だからこそ引き立つと思ってます。

下巻では
葛城家が何故祭りを行おうとしたのかが明らかになります。
みかんと香の過去、絆というのは簡単には切れたりはしない事であると思わせます。
辰巳と弓鶴の想いの違い、似た想いを持ちながら違えてしまう二人。
そういう部分は誰にでもあるものだと感じました。

石動圭や影崎が関わった理由も判るので、下巻の消化不良もなくなるのでは?

小ネタですが
上下巻の表紙を合わせると・・・(笑)

アストラル総力戦!
葛城家の「鬼の祭り」で人柱となるみかんを救いにきたいつきたち。みかんの姉、香も鬼に連れ去られ、『魔法使いを罰する魔法使い』、協会の影崎も現れた。イギリスから急遽帰国したアディも追って駆けつけ、ついに、「鬼の祭り」が始まる...

祭りも始まり、アストラルのメンバーもそろって、総力戦!という感じです。敵もでかくて、なにやら、「もののけひめ」の最後の化け物を思わせますが、派手にやってくれます。上巻で「なんじゃこいつ!」と思っていた人が実はいい人だったりとか、ちょっとほっとする部分もありで、間を空けるより、上下続けて読めばよかったと思ってます。そして、みんなどんどんやることが派手になっていくので、この先いったいどうなるのか、ちょっと不安。とにかく、展開も速くて、一気に読めました。面白いです。

読み手を選ぶ作品になってきているような・・・・・
仮定に仮定を乗せ、問題を解決することが
物理学において往々にしてある。(クォース、超ひも理論、外宇宙とか)
この作品も魔術という仮定において、
魔術的解決するものだから、仮定に仮定を上乗せするため正直分かりにくい。

好きな人は好きであろうが、エンターテイメント性において
意味が分からないから共感できないという人達を置いてきぼりに
してしまう内容はいかがなものかとも思う。

ただ、今回は、みかんを中心とした心情や、主役とヒロイン達の
活躍が描かれて楽しく読めました。
個人的には上下巻の今回のような内容より、短編集のシンプルな内容の方が
好きなので、次巻は各キャラの身辺の話を希望したい所です。
(学生生活や、普段の仕事での事件、恋愛話、いつきの妹とか)

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