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レンタルマギカ―鬼の祭りと魔法使い〈下〉 (角川スニーカー文庫)
三田 誠(著),pako(著)
おすすめ度
上に挙げたのような不満点はありますが、つまらなかったというわけではありません。に手を染めたのは誰なのかという謎や、最後の社員が一丸となって鬼と戦う場面は非常に面白かったです。ただ、この巻はいつもより読み手を選ぶかな〜という印象を受けた、ということです。みかんの過去が気になる!って人にはおすすめです。
様々な思惑の中でいつきや辰巳の取る行動に注目してもらいたいです。
いつきは毎回の事ですが
『甘い考え』
ですが、
『大切な人達を守りたい』という意志は純粋な彼だからこそ引き立つと思ってます。
下巻では
葛城家が何故祭りを行おうとしたのかが明らかになります。
みかんと香の過去、絆というのは簡単には切れたりはしない事であると思わせます。
辰巳と弓鶴の想いの違い、似た想いを持ちながら違えてしまう二人。
そういう部分は誰にでもあるものだと感じました。
石動圭や影崎が関わった理由も判るので、下巻の消化不良もなくなるのでは?
小ネタですが
上下巻の表紙を合わせると・・・(笑)
祭りも始まり、アストラルのメンバーもそろって、総力戦!という感じです。敵もでかくて、なにやら、「もののけひめ」の最後の化け物を思わせますが、派手にやってくれます。上巻で「なんじゃこいつ!」と思っていた人が実はいい人だったりとか、ちょっとほっとする部分もありで、間を空けるより、上下続けて読めばよかったと思ってます。そして、みんなどんどんやることが派手になっていくので、この先いったいどうなるのか、ちょっと不安。とにかく、展開も速くて、一気に読めました。面白いです。
物理学において往々にしてある。(クォース、超ひも理論、外宇宙とか)
この作品も魔術という仮定において、
魔術的解決するものだから、仮定に仮定を上乗せするため正直分かりにくい。
好きな人は好きであろうが、エンターテイメント性において
意味が分からないから共感できないという人達を置いてきぼりに
してしまう内容はいかがなものかとも思う。
ただ、今回は、みかんを中心とした心情や、主役とヒロイン達の
活躍が描かれて楽しく読めました。
個人的には上下巻の今回のような内容より、短編集のシンプルな内容の方が
好きなので、次巻は各キャラの身辺の話を希望したい所です。
(学生生活や、普段の仕事での事件、恋愛話、いつきの妹とか)