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戦闘城塞マスラヲ Vol.2 (2) (角川スニーカー文庫 150-12)
林 トモアキ(著)
おすすめ度
前巻よりさらに「おりがみ」色がアップしてきて、勇者様も出てくるし、、あの人も!あの人も!という感じで、こうなってくると、「おりがみ」を読んでない人にはつまらない、というかもどかしいかも。ドクターが登場してきたことで、ウィル子の秘密も少しずつわかってきます。が、他のキャラが目立つようになるにつれ、主人公「ヒデオ」はもともとひきこもりだったこともあり、体力もなし、特殊能力なし、ただ、「目つきが悪いだけ」キャラでは、影が薄くなってきています。ウィル子の感染により、何か能力が発現するのか?それとも、このまま、口と目つきだけで行くのか!?この先に期待したいです。
今回は、ヒデオとウィル子ペアが魔殺商会に入社し、物凄い威圧を武器に(笑)借金回収の仕事をするのが主な内容になります
見所としては
いろいろな意味で成長していくヒデオと、少しずつ明かされていくウィル子の素性
まぁ、やはりこの二人ですね♪
特に、ヒデオが嘘(はったり)で相手と渡り合うもしくは丸め込む場面は意外と好きですし、体力も平均以下のひきこもりであるヒデオが唯一、かっこよく見えるシーンでもあります♪
読みやすくて勢いのある感じで、私個人は前作"お・り・が・み"共々オススメしたい作品です!
次からは"聖魔グランプリ"なる一攫千金・一発逆転のチャンスを秘めた大会が始まります
なので今回、終わり方としては「ここで終わりかぁ」と続きが非常に気になる一方、逆に「ここで終わんの!?」と不満も残る感じです
まぁ、要するに次の"聖魔グランプリ"に期待!!ってことです♪
BATTLE4 真っ黒い巨塔 (ザ・スニーカー2006年12月号掲載)
病院の治療費で三百万チケットの借金を背負ったヒデオは・・・
BATTLE5 ナックルはかく語りき (ザ・スニーカー2007年2月号掲載)
聖魔杯がが始まり一週間、ヒデオは初めての借金の取立てと勝負を・・・
BATTLE6 真っ白すぎる巨塔 (ザ・スニーカー2007年4月号掲載)
魔殺商会特務二課のクラリカと供にエリーゼ興行へ向かったヒデオは・・・
BATTLE7 神々の分水嶺 (ザ・スニーカー2007年6月号掲載)
魔殺商会の代表としてエリーゼ興行と聖魔グランプリで勝負することになったのだが、エリーゼの策略で・・・そんなヒデオ達を助けたのは・・・
ANOTHER ROUND 魔法のプリンセス トワイライト・エルシアン(書き下ろし)
聖魔グランプリが始まる前日、エリシアは・・・〈彼女が聖魔杯に参加した理由は・・・〉
続々と登場するお・り・が・みのキャラクター達、なんかそのせいか、主人公の影がだんだん薄くなっていくような・・・(折角のアイテムも無くなっちゃうし・・・)