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意外な結末、感動の幕引き、そして最終巻！

今回は、マグロを生きたまま輸送する話です。 今回からは、黒猫が登場です。冗談ではなく、猫の手を借りることになり ます。マグロを運ぶクロネコって、クロネコヤヤトのダッキュウビンです。 最後はだいぶ意外な展開でびっくりしますが、多くの人たちの思いに支え られて感動の幕引きです。いいお話です。 このシリーズはこれで最終巻です。続いて欲しかったのに、残念です。

復活希望

ストーリーとしては宇宙の運送屋さんのお話しですから、今回も無理難題ぎみの運送を引き受けてそれを見事に成功させるという基本路線は変わらず、でたまかでお馴染みの方々のご先祖とかが多数出演して華を添えます。 結果として、でたまかの愛読者からすれば面白いと思う場面が散りばめられた小説となっていますが、果たして本書をはじめて手にとった方にはどうでしょうか？ちょっと心配かな。 でたまかを読んだことのない人にとっても十分面白いとは思うけど、今回でシリーズが最後になるということで、シリーズ全体の盛り上がりとして辛い採点させていただきました。 ただ、あとがきで、本シリーズが続いた場合に想定していた物語として、ガンズハートの世界（惑星）に、銀星号が赴くというものがあったそうで、これは、ガンズハートが大好きだった私としては、読んでみたいような、読みたくないような、でも、買っちゃうんだろうなぁと思います。

えっ！最終巻？

　収録内容 ・序章　・第一章　出会い　・第二章　追う者　・第三章　知性化猫　 ・第四章　覚悟のススメ　・第五章　新しい仕事　・第六章　惑星アクセス ・第七章　帰路　・第八章　罠　・第九章　生還　・最終章

　銀星号に遂に機関士として乗り込むことになったサイラス、しかし彼が一緒に連れてきた彼が原因で銀星号はまたもや陰謀に巻き込まれる･･･
　基本的な流れは今までの話と同じですね。
　今巻では、あの「でたまか」の主人公の先祖や、アウトニア王家の先祖が登場！
　個人的にも他の作品と微妙に関わる鷹見作品って好きですね。（本来はこのシリーズでは「ガンズ・ハート」とも絡む予定）
　銅大氏によるお勧めスペースオペラの解説もお勧めです。

勿体ない

すごく面白いです。その一言です。色々な方に読んで欲しい作品です。今作品では「でたまか」を読んでいた方には、おーと思うであろう人物も登場します。ただ、この巻で最後になるらしいです(>_<)アウトニアの建国のきっかけや後書きにある某惑星の話しも読んでみたかったです。残念です(*_*)角川書店のバカヤロー!