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灰よ、竜に告げよ―されど罪人は竜と踊る〈2〉 (角川スニーカー文庫)

灰よ、竜に告げよ―されど罪人は竜と踊る〈2〉 (角川スニーカー文庫)
価格:¥ 680
浅井 ラボ(著)
おすすめ度
救いようがなさすぎる理不尽。
前作も後味の悪いものでしたが、更に更に暗いです。沢山のものを犠牲にして、正義が勝つことなく、ただ壊されて、頑張った末に残ったモノは、いつも通りの汚い世界の日常だけ。そのあまりにも報われない結果が妙にリアルで気が滅入る(苦笑)最後のレメディウスとナリシアの平和な会話が余計に憔悴しきった心に染みます。個人的にこの二人の会話は全部好きです。主人公たちの悪口喧嘩だけが笑えます。最高です。あと、今回初登場の脇役たちがナイスです。ほんとにキャラたちの魅力はピカイチです。とにかく暗い話、ヘビーで救いようのない話が好きな人にお勧めです。私は大好きです。
後味はさほど良くない。しかし……
 主人公二人組の悪口の応酬が、相も変わらずいい調子でテンポ良く。 「おまえらの口数の多さには驚かされるばかりだな」という台詞の通り。 加えて、今回初登場の肝っ玉親父のラルゴンキンなどの脇役陣がいい味を出してます。 物語は、前作同様二つの話が合流する手際は見事。 オチはさほどひねりはなかったものの、悪くなく。 そしてテーマはかなり重く、深刻で、かつ現実的。 独裁者に搾取される人民を救う方法など、そうそうあるものではない。「頼む。もしそれを知るなら教えてくれ。人々を救う方法を、誰も傷つけないで済む方法を!」 という台詞が痛いこと痛いこと。 それでもやはり、主人公二人組のおかげで重っ苦しい『だけ』ではないかと。 物語の悪辣さもさることながら、悪口や皮肉のバリエーションの多彩さがステキ。
おもしろい・・・んだけど。
うーん救いが無い(笑。おもしろいんです。おもしろいんだけど理不尽。読み終わった後に「うーん」と考え込んでしまいます。たくさんの人が死んだはずなのに結局戻ってきたのは今までの日常…みたいなところが妙にリアル。今作では、二人の過去がちらつきだします。ガユスとギギナには昔一体何が…それもまた、救いは無さそうですが(笑。全作よりエスカレートしたギギナの家具への偏愛っぷりにも注目。理不尽なリアルさ、読み応えのある一冊をお探しの方にオススメです。(ただし、カタカナが苦手な人は読むのに勇気と気力が必要かも)
癖になります
前作に引き続き、罵声と揶揄の嵐に酔えます。前作以上に救いの無い内容で、読んだあとの後味も、かなり悪いのですが、それこそがこのシリーズの醍醐味と言えるでしょう。「こうなったら嫌だなあ・・」と思う方向に、必ずと言っていいほど進んでいくストーリーに、訳も無く罪悪感が掻き毟られる感じは、癖になります。タイトルの意味も深い・・。
最高!!
もう最高! ギギナの美しさに夢中です>_<そして、物語の設定、文章のおもしろさには感服!オーフェンシリーズが好きな人にはたまらない会話が満載。いくつもの伏線にあっと言わされます。私は多いにはまっってしまって、何回読み返したかわかりませんよ。ついでに友達に布教してます^-^時間があっておもしろい本を読みたい人にはぜひお勧めいたします!

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