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まさしくその通り

水野先生の作品で最高傑作と思いました。戦記は大好きですが、伝説を読んでこれほど感動するとは思ってませんでした。実は読んで２年ほどになるが、まだ最後の情景が思い出されます。後の永遠の帰還者で少し安堵しました。昔ドラゴンランス戦記とか読んだときの純粋な感動が想い浮かばれます。

王道中の王道ファンタジー、ついに完結

「戦記」よりも昔、魔人が解放された時代のロードスを舞台にした「伝説」も、この巻でいよいよ完結です。外伝もあるので、まだ話し自体は続きがあるのですが、ナシェルを主人公にした物語はこの巻で終了です。 　「戦記」の状況からして、このまま丸く収まるはずはないとは思っていましたが、まさかああくるとは……。「英雄」を描いたファンタジーをこれまで数多く読んできましたが、ナシェルのような英雄はそうそういないでしょう。他にも、「戦記」に繋がるエピソードが散りばめられていて、最後まで読めてよかったと思わせられました。

まさに「伝説の英雄」

ここに魔神戦争時の英雄の一人、ナシェルのエピソードが完結しました。まぁ、外伝が出てるので、厳密に言えば４巻では完結してない事になるのでしょうが…これまでのより、本が分厚い事、そして魔神戦争は最終局面と言う事もあって、実に読み応えがありました。この手の小説には必ず１人は"英雄"なる人物が出て来るもんですが、ナシェルの様な英雄は今まで見た事がありません。私の知る中では１番の英雄です。ラスト、今までに感じた事の無い感動を覚えました。