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機動戦士ガンダムF91―クロスボーン・バンガード〈上〉 (角川文庫―スニーカー文庫)
価格:¥ 580
富野 由悠季(著)
おすすめ度
富野 由悠季(著)
おすすめ度
さすがと言わざるをえない
映画(完全版含む)のF91は学園祭の途中でいきなりCVが攻めてきて、あれよあれよという内に始まって終わってしまいます。なので、1回見ただけでは内容を把握できない人が多かったと思われます。ですが、小説だと映画では描かれていない所も事細かに描かれていて、ストーリー補完はバッチリ。加えて、小説でも富野節は健在で、人間描写の細かさ、キャラを掘り下げるのが上手い!「この人物はこんなことを考えて行動していたのか」と納得してしまいます。マイッツァーのCV発足から話は始まり、ナディアとカロッゾの夫婦時代や、シーブックとセシリーの出会い・恋愛模様なども描かれています。この人、恋愛小説も書けるんじゃないか?と思わせてくれるほど完成度は高いです。個人的には、機械人形(MS)などいらないから、学園ドラマだけで満足の物語です。勝って損はないと思います。


劇場版を見てから読んで、またアニメを見る
劇場版は非常に秀作で、ガンダムシリーズの中でも完成度の高いものですがなにぶん、TVシリーズとして企画された話を劇場版にするため、相当カットしている部分があったそうでどうしても展開が早足になってます。劇場版を見た後にこの小説を読むとぁぁなるほどっ!と思う所が随所に出てきます。クロスボーンバンガードは誰がどういった目的でどの様な過程を経て設立したのか?シーブックの家庭環境と、家族との関係セシリアの生い立ちと、フロンティアサイドに住んでいる理由セシリアの父親が彼女をクロスボーンバンガードに売った心情フロンティアサイドの風景がレトロ調なのは何故か?鉄仮面が何故、あのような仮面をつけているのか?等の疑問が一気に解消します。この小説を読んでから、また劇場版を見ると楽しさが倍増する事請け合いです。これに限らずガンダムシリーズの小説版はどれも非常に面白い作品ばかりで今の所、ハズレはありませんでした。オススメです。


挿絵で仮面なしカロッゾを発見
映画版が好きなので買いました。そして読んで驚きました。なんとこの本の内最後の3分の1しか映画の内容が書いてありませんでした。じゃあ残りの最初の3分の2はというと、クロスボーン・バンガード設立や、シーブック達の学校生活などファンにはたまらないないようだと思います。ただ会話のシーンが多くあまり戦闘しないとゆうのが難点ですが、完全版F91といった所でしょう。


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