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.hack//G.U. Vol.2 (2) (角川スニーカー文庫 102-68)

.hack//G.U. Vol.2 (2) (角川スニーカー文庫 102-68)
価格:¥ 540
浜崎 達也(著)
おすすめ度
「番匠屋ファイル」に注目
 志乃を救うための手段を探し求めていたハセヲがようやく手に入れた碑文使いの力。ところがその直後アトリがさらわれ、更には全てのプレイヤーがログアウトできないという異常事態が発生し、ハセヲたちはそれらの解決のため奔走するのですが、その過程において、それまで志乃を助けるためなら他人のことをろくに意に介さなかったハセヲが仲間の重要性に気付いていきます。  また、今回の作中に出てくる「番匠屋ファイル」でG.U.及びRoots以前の.hack//の概略が書かれてまして、私のようにそれらのゲームや小説を見たことのない人には今後のストーリーを理解するための予備知識を得ることが出来て大変助かります。  あと、今回はハセヲの他にパイ、クーンのリアルでの生活や内面も書かれてまして、これらも含めて次巻以降の展開が楽しみです。
「モルガナ事件」
話はVol.1の終盤から始り、原作ゲームと同様「AIDAサーバー」から脱出するため ハセヲ達「G.U.」が奔走する(第一章)。この途中でハセヲが「番匠屋ファイル」を読み、 前作「.hack//」で起きた「モルガナ事件」を知る場面がある。(内容は原作Vol.1同梱の「Terminal Disk」と同内容?) この小説版には(原作が触れなかった)前作との繋がり が登場するが、前述のファイルを見ればあらすじを知ることができる。 ハセヲ、パイのリアルでの場面も登場し(『.hack//AI buster』に関連する 場面がある)終盤にはクーンに焦点があたる。 彼が前作から引きずっている感情が描写されるなど、原作以上に彼等 の心情を表現できていると思えた。 個人的には、原作との違いを高く評価できる作品。

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