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薔薇のマリア(2) 壊れそうなきみを胸に抱いて (角川スニーカー文庫)
価格:¥ 620
十文字 青(著)
おすすめ度
十文字 青(著)
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ここから本編
暗い話は嫌いだけれど、さくさくっと読めてしまいましたvそれぞれの過去や関係がちょっとずつ明かされ、絆が深まっていきます。ベタだけど、ジーンときますv長さの単位を、メートルをメーテルにしたり、ミリをミルとしたり、微妙に変えてあります。ならいっそルビに英語を使うなよ…と突っ込みたくなりますw


か弱い主人公がかわいい
主人公のマリアは、女性と間違われるぐらいかわいい男の子。口が悪くて、突っ張っていますが、結構いいところもあって。主人公含め、登場人物すべてが魅力的で読むほどにはまります。
今回は、一人の仲間を助けるために、たくさんの仲間の命を犠牲にしてよいのか?とか、上に立つものの判断とか、昔からあって、解決の難しい問題が出てきます。どれが正しいかはわかりませんが、この本の中の解答も一つの答えだと思いました。絡むテーマは重めですが、面白いです。


1巻を読んだなら買って損なし
主人公は力もなく、血盟内では最弱の部類に入るが
仲間の為に自分で出来る事を、全力で行う姿勢が大好きです。
one for all, all for one
仲間の大切さが伝わってきます。
文章的には、1巻よりも読みやすくなっていると思います。
物語も、他の血盟(クラン)の登場により、広がりを見せはじめ、
ここからすべてが始まるといった感じもします。
トマトクンの過去も明らかに???
1巻で読むのを辞めた方も、ぜひ、2巻以降は読んでもらいたいです。
義と愛と絆
信じるべきは、愛か、義か。少女は瞳に大切な者を守る覚悟を浮かべ、青年は仲間のために我が身を差し出す。歴戦の老騎士は、我が身を持って、悪を葬ると誓った。それは義。各々の信じるべきもの。信じるもの。マリアローズの守りたい者が、存在を脅かされるとき、マリアローズは、仲間を信じ、騎士に訴える。子どもに他の子どものために死ねと言う親がいるのか、そんなものが義なのか、と。騎士は答えた。我が義は、悪を討つこと。子の命を脅かすも悪。我は命ある限り、剣を振るい、悪を絶とう。と。仲間たちが立ち上がり、邪悪なクランに立ち向かう。美しき絆と、邪悪な意志が激突するとき、エルデンの街は・・・・・!仲間の絆と、複数の力。独りで出来ないことは、仲間とともにやればいい。見えない糸と信頼で結ばれた、仲間たちの物語。

