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戦略拠点32098 楽園 (角川スニーカー文庫)

戦略拠点32098 楽園 (角川スニーカー文庫)
価格:¥ 440
長谷 敏司(著)
おすすめ度
永遠というものの切なさと、生きることのはかなさと
とにかく、もう切なくて切なくて泣けてくるのです。 登場人物も物語の舞台となる場所もみんな愛しくて 物語ごと抱きしめたい、久々にそんな想いに駆られました。 読み終わったとき、ふと、自分の一番大切な人に会いたくなる・・・ そんな物語です。
読んでよかった。
円環少女の作者のデビュー作を読みたくて読んだ本です。スニーカー大賞金賞はさすがですね。途中で、うわぁ、と思いました。それだけで、読んだかいがあったなぁ。この本だけで充分なので、この本だけで完結して、アニメ化とか、続編とかはぜひやめてもらいたいですね。そんなのができたら、壊れそう。そんな切ないお話です。
頬を伝う感触に驚きました……
 この本、ライトノベルとしてはそこそこのヒットで止まっている印象だ。最大評価の星5つを送る身としては重版を切に願うところなのだが、是非とも入手して読んでいただきたい一冊である。


 内容に関しては商品の説明を読んでいただければ十分だと思うので私個人の感想を述べさせていただく。……一体どこの文が琴線に触れたのか、情けない話だが未だに掴めない。読み進めていたら突然涙腺が緩むのだからなかなかどうして侮れない作品であった。涙脆い方は人前では読まないことをお勧めする。
 ライトノベルのメインターゲットであるティーンズ層だけでなく、それよりも高い年齢の層にも受けるであろうと思う。登場人物たちの青臭い葛藤を味わって頂けばこの作品の良さが分かると思うのだが……如何せん、本人もどこがそんなに良かったのか理解しきれていないためあまり突っ込んだことはコメントしない方向で一つ。

名作です
戦略拠点32098「楽園」。そこで暮らす三人の生活が、ただ静かに、穏やかに描かれています。穏やかに生活する三人、人間らしく。そこで明かされる「楽園」の秘密。生じるギャップ。そこから降下兵と制御官が選ぶ道。そしてマリア……。非常に、切ないです。読み終わると、いままで夢を見ていたような、そんな気持ちになりました。非常に重く、実感のあるテーマ。三人それぞれの心情と行動原理によって描かれる物語。名作です。
読後あとを引く秀作
登場人物は三人。一つの場所を基点とした淡々としたストーリー展開。総じて感傷的で、物語に深く耽溺できる人であれば忘れられない一作となるでしょう。極めてセンチメンタルな物語なので、抵抗のある人にはお勧めできません。万人に受け入れられる作品ではないと思います。しかしそれを押してでも是非お勧めしたい作品です。間違いなくあなたの心に残る作品となるでしょう。

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