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BLOOD+〈03〉ボーイ・ミーツ・ガール (角川スニーカー文庫)
価格:¥ 680
池端 亮(著),Production I.G(著),Aniplex(著)
おすすめ度
池端 亮(著),Production I.G(著),Aniplex(著)
おすすめ度
箸井地図先生の絵が綺麗。
「TV版では分からなかったサヤやハジの心情が分かる!」みたいなことが
宣伝では書かれていますが,TV版とは話がちょっと違うのでそこは少し残念
な部分です。
特に残念なのは,この巻の副題にもなっている,ボーイ・ミーツ・ガール
の所の部分。TV版とはリクの様子が大幅に違う印象を受けました。皆さんも
確かめてみてください。
BLOOD+シリーズは色々出ています。どれも宣伝ではサヤとハジがメインみたいな
事が書かれていますが,実際はハジがあまり活躍しなかったり,どちらかというと
カイがメインな印象を受けます。ですが,この小説版ではハジもわりと活躍したり,
サヤの心の中にもちゃんと彼の居場所が有るように感じるので好感を持てました。


濃い人間ドラマがありますよ。
アニメではいまひとつわかりにくかった登場人物達の思いが、今回も丁寧に書かれています。
翼手という化物でありながら、人間の感情を持つ哀しさや人間の強さ優しさ・・
アクションに頼らなくても、文章の世界でならば心の動きひとつが奥行きのある
ドラマになるのだと実感します。
小説版すばらしいです。
キャラクター原案の箸井先生のイラストもかわいくてなごみます。
ハジ小夜ファンには
削られているところがあるのでつまらないかもしれません。しかしBLOOD+が好きという方なら楽しめると思います。この小説はアニメでは中々分かりにくい心理描写などが細かく描写されているのでアニメを見ていた人はとても深みが高まると思います。戦闘描写も迫力があり読みごたえありです。この小説はアニメをノベライズかさせたものだけど、挿絵も良いしひとつの小説としても楽しめるので気になった方は1巻から読んでほしいです。


削られた…
アニメでハジが小夜を抱きしめるシーンがあったのですが削られた。なんか…アニメでもあのときの演出が綺麗で好きだったのになぁ…。その他のお気に入りシーンも削られたのがショックでした。残念。


まあまあ
アニメではよくわからなかったキャラの心理描写が緻密に書かれていたので良かったです。箸井先生の挿絵も素敵でした!ただ、ハジファンとしてはパリでのハジと小夜抱擁シーンや、その後のハジの独白が省かれていたのがひじょうに残念でした…ただでさえハジ小夜場面が少ない展開の時期の話でしたから、それを楽しみに買ったのに…もちろん全ての場面を詰め込むのは無理かもしれませんが…ぜひ小説でもこの場面読んでみたかったです。次巻でも見たい場面が省かれていないといいな。

