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ムシウタbug 5th. (5) (角川スニーカー文庫 163-55)

ムシウタbug 5th. (5) (角川スニーカー文庫 163-55)
価格:¥ 580
岩井 恭平(著)
おすすめ度
摩理の気持ち
他の3話も面白い作品でしたが、特に書き下ろし作品が印象的でした。 あまり書くとネタバレになってしまうんでマズイですが、 摩理の圧倒的な強さ、生への執着、亜梨子への想いが伝わってきました。 二人の同化型の優しさも感じさせる、素敵なストーリーだと思います。 初めての方だと設定にちょっと置いていかれるかな?是非1巻から読んでほしいです。
彼女の夢は...
“虫憑き”ではないのに、銀色のモルフォチョウに取り憑かれた少女・亜梨子。特環最強の虫憑き"かっこう"こと薬屋大助は、そんな彼女を監視する任務を受け、彼女の家に同居していた。亜梨子は、自分に虫を託した親友・摩理と虫憑きの秘密を探ろうとしていた。そんな二人の元へ、特環の監視員“かなかな”が亜梨子を虫憑きとして認定するために送り込まれ...「夢まどろむ迷子」、「夢操る妖精」、「夢届ける配達人」、「夢蘇る一日」の4本。

短編構成で、それぞれで読んでもOKですが、話はつながってます。だんだんと姿を現しつつある摩理ですが、秘密は深まるばかり...「夢蘇る一日」での摩理の強さは圧倒的で、彼女が健康体だったら....と考えずにはいられません。でも、健康体だったら、虫憑きになってないかも。そんな彼女の生への欲求が、切なくなります。普通に生活をすることが新鮮で楽しい...彼女の本当の夢は何だったのでしょう。そして、本編の「ムシウタ」とはどうつながっていくのでしょう。「ムシウタ」を読んでなくても楽しめますが、やはり、両方呼んだほうが面白いですね。どちらも、この先が楽しみです。

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