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銀星みつあみ航海記 LOG.2 (2) (角川スニーカー文庫 140-27)

銀星みつあみ航海記 LOG.2 (2) (角川スニーカー文庫 140-27)
価格:¥ 600
鷹見 一幸(著)
おすすめ度
戦闘シーンが多めの一冊
悪徳貴族の手先(海賊)により、星系を封鎖され餓死させられそうになって いる惑星に、ハヤテたちが命がけで救援物資を届ける話です。 依頼主は美貌の男爵令嬢。

と書くと、なにやら捕らわれの姫を助ける騎士の物語のように聞こえますが、
悪者vs正義といった単純な割り切り設定の話ではありません。
助けられる側も、ただ待っているだけでなっく、食料調達に懸命に努力して
いたりします。

この本の山場は、ハヤトが戦闘機パイロットの本領を発揮するところと、
リアンが怪力を武器に戦闘を開始するところ。このあたりは山場でおおいに盛
り上がっています。山場に向かっていく途中はギャグも満載。おもしろおか
しく盛り上がれる本です。

警察にも悪の手先の警察官と正義感に燃える警察官があり、海賊にも極悪非
道の海賊と道理をわきまえた海賊がいて、貴族にも悪徳貴族と清廉潔白な男
爵令嬢がいて、人間そんなに捨てたもんじゃなぞって思わせてくれる本です。

銀星号の活躍で霞んでしまった人にも正当な評価があったことを祈って
LOG01で無事荷物を届け、お礼にもらったバーレナン小麦1万5千トン
会社の運転資金を得るためにに小麦を売ろうと売買市場を見たリアンは
ほかの買い取り価格と一桁値段の違う訳有りの売買契約書を見つける
懸命に隠そうとするハインツ....これは言わずと知れた訳あり物件?

はてさてまたまた、困難な仕事に巻き込まれる
銀星号みつあみ航海記、待望の第三冊目です

憎たらしい上司てんこ盛り、直接の敵役のが愛嬌があって憎めないくらいです
見所は、ハヤテの神業とも言われる戦闘が初登場、それと反してどこかコミカルな戦闘シーンも有り
番外編は電子人格、クララの教師姿かな?

リアンは今回も大活躍!というかもしかしてまたもリアンが一番大活躍かも知れません
おっと、縁の下の力持ちのハインツもお忘れなく...でも地味かも(笑

新たなる依頼はまたしても・・・
 収録内容
序章
第一章 閉ざされる星
第二章 頼られる者
第三章 立ち塞がる者
第四章 迫り来る崩壊
第五章 切り抜ける策
第六章 生き延びる策
第七章 戦うべき時
最終章 到着した希望

 農業惑星バレリアの依頼を成功させ、マスコミにより英雄とされそうになった銀星号のメンバーが新たに受けた依頼はまたしても・・・
 今巻も銀星号のメンバーだけではなく今回の依頼の星 惑星ホルストの一青年や銀星号を護衛する星間警察などのキャラクターが光っていますね。
 この作品ってやっぱりでたまか外伝というかでたまか前史と副題をつけたほうがいい感じのする作品ですね。(所々にでたまか世界が・・・)
 この作品から入った読者の方はでたまかシリーズを一読することをお勧めします。
 しかし鷹見作品全般に言えることですが、現在の日本の無関心、無責任な人種、そして報われることがなくてもがんばる人々と、鷹見作品って学校の道徳の授業で使えるんじゃと思ったりして・・・ 

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