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機動戦士ガンダム MSイグルー 黙示録0079 (角川スニーカー文庫)

機動戦士ガンダム MSイグルー 黙示録0079 (角川スニーカー文庫)
価格:¥ 580
林 譲治(著),富野 由悠季(著),矢立 肇(著)
おすすめ度
第二巻も変わらず
良いです。 やはり筆者のノベライズが素晴らしいセンスで、 戦争の局面や戦略、機体の兵器としてのスペックなど映像では語りきれない 部分が捕捉され、とても濃く深い内容になっています。人物の心情表現も 細かく、映像よりも「戦争の話」であることを強調します。 映像を見たことがある人にこそお勧めです。 ホルバインの奇声まで違和感なく再現出来てます。

ちょっと気になったのは、筆者がサプライズ的な仕掛けを潰してしまっている
部分があることでしょうか…
最初に映像作品を見ることをお勧めします。

ソーラレイとソーラシステムの違いが判るこの一冊
ガンダムの物語では硬派の部類に入るであろうこの作品。いよいよ敗色濃厚となってくる
ジオン公国においてある意味戦争を外側から見ていた彼ら603技術小隊にもその闇は影を落とします。
第一話ののモビルダイバーシステムにしても地上の橋頭堡を失いつつあるジオンにおいて使い道のなくなった
水陸両用MSズゴックを核とし副長にこう言わしめさせます「いよいよ使い捨てですか」と
第二話においても時代の趨勢はMSの戦力に代わられているのにも関わらず
机上プランのオッゴを大量生産し間に合わせようという大本営の思惑をワシヤが喝破します
「モビルスーツの優劣で語ってくれと」エキセントリックなキャディラック特務大尉の
悲劇も手伝い、いよいよ603は逃れ得なくなります。
カスペン大隊の最後の奮戦と愚かなモビルアーマー、ビグ・ラングの最後の光芒をもって
この物語は終わります。
しかして、この物語こそがストイックなまでのガンダム世界のメインストリームだったと
読み終えて思うのでした。


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