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ムシウタbug 2nd.夢囚われる戦姫 (角川スニーカー文庫)
価格:¥ 560
岩井 恭平(著)
おすすめ度
岩井 恭平(著)
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ハルキヨつえぇ!
親友の摩理の死後、銀色のモルフォチョウは亜梨子につきまとうようになっていた。虫憑きでもないのに、虫の能力を使える亜梨子を監視する最強の虫憑き"かっこう"こと薬屋大助。虫憑きと摩理の謎を探ろうとする亜梨子は、大助に案内させて"特環"本部を訪れるが...
本編よりも少し過去の話になるので、おおお、こんなところで、といった登場人物の邂逅が面白いです。リナに霞王、ハルキヨ、ついでに魅車副本部長。でも、過去にこんな出会い方をしてるんなら、リナがかっこうを嫌いだったのもうなずけます。...しかし、なにより、ハルキヨがめっちゃめちゃ強いんですけど...
いい感じ
この作品は、bugシリーズということでムシウタ本編の過去が書かれています。個人的にはムシウタ全作品の中で一番好きですね。重要キャラたちの過去での絡みがよく分かります。ハルキヨとのバトルはとても盛り上がりますし、ちょこちょこ出てくる霞王もさらっと格好いいこと言ったり。ただ少し難をいえば、これはbugシリーズ2作目なのですが、花城摩理の謎があまり進まなかったのが、これからだらだらと長く続きそうな気がして少し不満ですね。まぁ盛り上がるところではしっかりと盛り上がりますので、飽きることなく一気に読めるのですが…。ムシウタのことが好きな方は是非読んでみることをおすすめします。


新展開
今回は重要な登場キャラの過去の姿が良くわかる。リナが一度特環に捕まっていたり。魅車副本部長が大助の前に現れたり。ちょっとだけ霞王がでたり。何よりもハルキヨの登場が大きい。マジで強い。カッコウが危うく負けるところだった。しかし、重要な「虫」についての謎はわからずじまい。ちょっとイライラ。bugシリーズだからか、大助があまり活躍しないのもムカツク。

