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斬魔大聖デモンベイン 無垢なる刃
価格:¥ 700
鋼屋 ジン(著),涼風 涼(著)
おすすめ度
鋼屋 ジン(著),涼風 涼(著)
おすすめ度
悪くはないんだけど・・・
基本的には原作に沿った展開。
一部オリジナルエピソードが追加されてますが、VS偽デモンベイン戦やクトゥグア、イタクァなどのシーンがカットされてたりします…
また戦闘描写ではダゴン戦が数行の戦闘描写の後にレムリア・インパクトで一撃だったりと簡潔すぎる点も気になりました。
それから続巻の2冊はゲームの原画さんが挿絵を担当してますが、なぜか今巻は別の人が担当。不評で変わったのだろうか…?
結論としては原作にはないオリジナルエピソードが気になる方は読んでみるのも良いかと思います。
痛快魔術活劇
「デモンベイン」小説版の三分冊の一冊め。内容的には、しがない私立探偵:大十字九郎が覇道財閥より魔導書捜索を依頼され、ひょんな事から死霊秘法【ネクロノミコン】のオリジナルでありながら魂と肉体を兼ね備えた魔導書:アル=アジフと出逢い、"鬼械神(デウス・マキーナ):デモンベイン"に搭乗することとなり、マスターテリオン率いる悪の秘密結社:ブラックロッジと対決していく場面が描かれる。 ここまででも分かる人にはわかるように、本作は魔術的知識と隠秘学、ハードコア・オカルトとクトゥルフ神話を絶妙かつ有機的に結合した世界をバックに据えており、思わずニヤリとしてしまう部分が多々ある。例えば、悪の首領であるマスターテリオンとは、20世紀最大のオカルティストにして魔人:アレイスター・クロウリーが号した名前であり、さらに彼に侍る魔導書【ナコト写本】ことエゼルドレーダとは、クロウリーの飼っていたブラッドハウンドの中でもずば抜けて賢く、巨大であったといわれる雌犬の名である。また、ブラックロッジ幹部のアンチクロスは、ネロだのウェスパシアヌスだのローマ皇帝の名を冠しているが、史実上の彼らは初期キリスト教を弾圧しており文字通りの「逆十字(アンチクロス)」なのである。(さらに黙示録の獣の7つの頭に照応させたのが凄いというかなんと言うか。) さて、世界背景も魅力だが、本書の魅力の最たるものは人物描写、特に掛け合いの部分等だろうか。どの登場人物も大変魅力的に描かれており、話の展開速度も丁度良い。誤字誤植が結構あるがそれすら気にはならず、話に没入できる良作である。


この作品は上、下巻で上巻の方です。
クトゥルフ神話をモチーフにした18禁PCゲーム「斬魔大聖デモンベイン」を一般向けに小説化したものです。元の作品が18禁、いわゆるエロゲーだからといって侮るなかれ!笑いあり、涙あり、シリアスあり、熱い熱いロボットバトルあり!!読む者を片時も飽きさせぬ勢いある展開と、個性的なキャラがあなたを「デモベ」ワールドに引き込みます。小説化にあたって新設定、オリジナルシーンが付け加えられているので、ゲームをプレイした方にもオススメです。


ゲームをやったことないけど
最後まで面白く読めました。続きが楽しみ!!小説中には日常であまり使われない言葉や漢字が登場しているので、それが作品に独自の雰囲気を醸し出してました。漢字の勉強にもなったかも(笑)

