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楽しめました。

主人公キャサリンや用心棒として活躍する動物の血を持つキャラクターたちといい、個性的で楽しんで読めました。 お嬢様だけどいつも好奇心旺盛で明るく、偏見を持たないキャサリンは清清しく好感が持てました。

痛快！

無鉄砲で曲がったことが嫌いなお嬢様と、とっても変わった仲間たちのお話です。ファンタジーとか、西部劇が好きと言う人にはオススメ！！（私の場合、表紙の絵に惹かれて入りましたが）ちょっと普通では「ありえない！」と思うような設定も、なんだかすんなり溶け込んできます。最後は絶対ハッピーエンドの話がいいと考える人向けかも。とにかく、胸がスッキリするお話なのは請け合います！

やっぱり女性は強い！？

この作家さんの描く女性は、とっても強い女性が多いです。その強さとは、たとえば肉体的に強かったり、精神的に自立していて、とてもしたたかだったり……。この主人公は肉体的には普通の（？）人です。超人的な体力の持ち主ではありません。精神的にも、そんなにしたたかな印象を与えません。普通の女の子という感じです。それなのに、なぜでしょう、読み終わったあとに残る爽快感とともに、主人公の「強さ」がとても胸に残ります。なんとも、ハードボイルド小説を読んだような読後感。う～ん、イイ！！