スニーカー文庫通販サイトTop >   >  機動戦士ガンダムSEED DESTINY(5) 選ばれた未来 (角川スニーカー文庫)

機動戦士ガンダムSEED DESTINY(5) 選ばれた未来 (角川スニーカー文庫)

機動戦士ガンダムSEED DESTINY(5) 選ばれた未来 (角川スニーカー文庫)
価格:¥ 620
矢立 肇(著),富野 由悠季(著),後藤 リウ(著)
おすすめ度
第五巻―常なる“抵抗”―
第五巻のテーマは二つの世界観の衝突です。 一つは、戦争は起きず平和であるけれども徹底的に管理された世界です。 もう一つは混沌としているものの人々は自由意志で良くも悪くも生きていける世界です。

最終巻のキーワードは“抵抗”だと思いました。
その一つが“デスティニー・プラン”に対する拒否です。
173頁においてムウが早くも“ファミリー・プラン”を提示します。
これは真面目に管理された平和な社会を築こうとする者
を笑い飛ばすものであり、痛快でした。
さてもう一つの“抵抗”は自分自身に対する自省です。
デュランダルを止められなかったタリア、ミーアに重荷を背負わせたラクス、
「敵/味方」と単純に割り切り自分の判断と行為を
正当化してきたシン、レイ、ルナマリア、などなど。
彼ら・彼女らはその時の事情を理由に本来あるべき自分の姿から目をそらしていました。
現状に甘えた間違った自分を見れば自分は崩壊するかもしれない
という恐怖があったのでしょう。
しかし「ぼくは、戦う!」(383頁)。
キラの言葉には、短いながらも、自由意志を抑圧するものに対して、
そして間違いを犯した自分に対して絶えず“抵抗”していく
という強い決意がこもっています。
善悪併せ持つ人間への小さくて、強力な救いように感じました。

シンが微妙…
小説版でプラスされたエピソードが納得いきませんでした。アニメではシンは戦闘中最後は全く何もしないで泣いているだけだったのですが、小説ではレイを助けようと頑張っています。シンは全てが終わってから後悔するまで何かを掴めるようなキャラじゃないと思っているので、かなり納得いきません。主人公は必ず成長しなければならない的な改竄は、はっきりいってナンセンスです。最後に役にも立たずにぼろぼろ泣いていたシンがいてこそ、戦後の彼に繋がると思うので、ここは手を加えて欲しくないシーンでした。残念です。
F.PLUSを基準に描いてます!!
アニメ版との追加点
・接近するインパルス(ルナマリア)に対し、メイリンが放った言葉
・シンがボロボロになったインパルスに乗ってレイを救出しようとした所
・シンとレイのメサイヤとの交信シーン(特に泣いた場面です)
・ラクスが電波ジャックする前に、キラとアスランとの会話のやり取り
・アークエンジェル内でマリューとムウの会話シーン&戦い終えてからのマリュー&ムウの会話シーン
etcです!!

これを読むとアニメだけで分からなかった心情等も理解できます!!

小説は本当に良かったのだが…
キャラの心情が良く書かれていて、アニメでは何を考えてこんな行動を、というキャラも多少納得出来るようになりました。後半に追加されたシーンもなんでこれをアニメ本編でやらなかったんだと思います。本編に救いがなかったシンファンやイザーク、ディアッカファンには必見だと思いますよ。しかし、やはりアニメじたいが無茶苦茶(自分はそう思います。すいません。)な展開のため、あくまでましになったというだけです。納得のいかないところは納得いきません。しかし、何度も言いますが小説は良く出来てます。アニメの無茶苦茶な展開をかなりカバー出来ています。作者はさぞ大変でしたでしょう。アニメ否定派も一度は読んでみてはいかがでしょうか?
すばらしい
私はFINAL PLUSを見てません!ゆえにあのアニメの終わり方に納得がいかん(`へ')しかしこれを読むと、あぁ〜…と納得できる。戦後の話も軽く書いてあるのでシンがどんな道を知りたい人は買い

関連エントリー

スニーカー文庫通販サイトTop >   >  機動戦士ガンダムSEED DESTINY(5) 選ばれた未来 (角川スニーカー文庫)

お気に入りに

  • My Yahoo!に追加
  • Yahoo!ブックマークに登録 Yahoo!ブックマークに登録
  • Add to Google
    • seo