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全く印象の違う小説版

アニメの０８ＭＳ小隊が全然面白く感じなかったので長い間敬遠していましたが、様々な所で小説の０８ＭＳ小隊の評判を目にして読んでみました。これが、評判は本当で凄く面白い。ほとんど登場キャラクターも物語りも大きく変わらないのですが、物語はアニメよりもよりシリアスに…そして、キャラクター達はより繊細な描かれ方をしている。ガンダムの設定を上手に使った戦争小説になっていました。

アニメよりも辛く・・切なく・・

アニメやゲームの作品を小説にすることはそこまで珍しくありませんが、この作品は決定的に他と違うことがあります。それは印象がまったく違うことです。08小隊はよく甘いといわれる作品ですが。小説になってその甘さがかなり軽減され、同時に戦争らしい「やるせなさ」、「むなしさ」みたいな雰囲が強調される作品となっていますので、アニメ版以上のリアルさと切なさがあります。それ以外の様々なこともよい方向へ変化してますのでぜひガンダム好きな方には読んでほしい作品です。戦争ものの作品としても非常によい出来なので、ファンじゃなくても楽しめると思えます。

アニメと違うところ

宇宙世紀００７９、１月３日ジオン公国は地球連邦軍に独立戦争を挑んだ・・・からはじまる日本ロボットアニメ最大の名作機動戦士ガンダムの外伝ストーリーが機動戦士ガンダム第０８MS小隊です。この本は０８小隊の小説版ですがそのまま文章にしたというわけではありません、アニメでは語られ無かった物語が追加され、アニメとは一味違った展開が楽しめます。機動戦士ガンダム第０８MS小隊は、士官学校を卒業したばかりのヒヨッコ少尉シロー・アマダと０８小隊の仲間との絆、そしてジオン軍の新型MAのテストパイロットアイナ・サハリンとの恋の話です。新人ヒヨッコ熱血少尉シロー・アマダの活躍をこの本を買って見てみてくださ。い