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斬魔大聖デモンベイン 明日への翼 (角川スニーカー文庫)

斬魔大聖デモンベイン 明日への翼 (角川スニーカー文庫)
価格:¥ 660
涼風 涼(著)
おすすめ度
こんなラストではなく
松岡正剛を所長、澁谷京子を社長とする編集工学研究所isis.ne.jpのコンテンツ「図像学派タナローグ──第四形相 サイバネティクス」へのリンクを貼り付けたメールを荻原達也に送りつけた時の紹介文を引用すると、 情報工学はすでに出来上がった編集に注目し、論理演算の内容を問わないが、サイバネティクスは素材が情報に編集されてくるまさにその場を問う。 そこに主体が生きてくる。 体制に抗がう主体を徹底的に愚かしいものとして描き出したのは山田正樹であった。彼の特徴は、彼の下の名前を回文「トマトと正樹さまとトマト」にすることができるという点によく現れている。 和久井君はごくごく平凡な演劇部部長として主体の徹底した自立を主張する。 しかし自立とは性淘汰におけるフェティッシュに過ぎず、結局毎月二万円は親から小遣いを貰っているのである。 けれどもこうした物言いは後進の演劇部員の「親の人形でいたくない」という主張を押し潰すものである。 しかしながら和久井君がするのがまさにこうした種類の物言いであって、結局和久井君はいつのまにか体制派になっている自分に悩むのである。かわいい。
無垢なる刃! デモンベイン!! ……なんだけど。
ゲームをやった者にとっては、ゲーム内で使われた文章がそのまま使われているのが多いので、イマイチ刺激が足りなかった。 ページの都合か、敵があっさりやられてしまうのも味気がない。戦闘がデモンベインの一番の見せ場だと言うのに……。 これに追加されたのはドクターウェストの過去のエピソードぐらいで、確かに熱くて面白かったのだが、それぐらいだ。 こっちとしては既に読んだ文章を削らされ、少しばかり添加された物を読まされるのであって、退屈極まりなかった。

デモンベインをやった事がない人ならば新鮮でおもしろく感じられるだろうが、自分はゲームの方を薦める。
ゲームの方が燃える要素が圧倒的に濃い。
まぁ、こっちも燃える事は燃えるんだけど……。

燃えました。
 否、たぎりました。 上巻のすっとぼけぶりは一体何処へと行ってしまったのか、至って真面目に頑張ってます。クトゥルー神話体系の小難しい、というか完全に向こう岸の用語とか呪文とかをあまり気に止めなければ、完全にスパロボです。熱いのです。 復活したデモンベイン。人類の存亡を賭けた大決戦。ウィンフィールドとティトゥス、メタトロンとサンダルフォン、二組の決着。そして・・・・!! さらに・・・・!! みたいな。完全にスパロボです。 唯一不満だったのは挿絵。ゲームをやっていない僕としては、もっと綺麗に書いてほしかった。色々と。そのため4点。 何はともあれ、買って、読んで、たぎってください。

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