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薔薇のマリアVer1 つぼみのコロナ (スニーカー文庫)

薔薇のマリアVer1 つぼみのコロナ (スニーカー文庫)
価格:¥ 580
十文字 青(著)
おすすめ度
かわいそう過ぎて読むのが辛い
薔薇のマリアに出てくるコロナとレニィのお話です。コロナは、たびたびマリアローズを不幸に巻き込むお騒がせ魔術師で、レニィはそのお守、といったところです。これまでコロナに抱いていたイメージは、「能天気で、周囲を災厄に巻き込むくせに、自分はちゃっかり無事」みたいなはた迷惑キャラでしかなかったのですが...悲惨すぎて嫌になるくらい悲惨な経歴が切々とつづられています。 第一話は、レニィが国を出てコロナと出会うまで、第二話は、レニィが出奔の原因となった腹違いの弟の事件を乗り越えるまで、第三話は、エルデンに到着し、いったん別れたレニィとコロナが行動を共にするまで、第四話は、師匠からもらった薬が底をつき、不安定になっていくコロナが、大事な存在「レニィ」得てしまったことで、さらに懊悩を深め... 大雑把に言うとこんな話です。暗いです。暗いです。暗いです。嫌になるくらい暗い話で、切なくて、コロナがかわいそうでたまらなくなります。今まで薔薇のマリアを読んできた人で、「天然にしてもコロナはひどすぎる!」と、私のように思っていた人はぜひ読んでみてください。コロナ観が変わります。
コロナの物語
薔薇のマリアの外伝.エルデンで初めてコロナがマリアと出会う前からの物語で,コロナとレニィが行動を共にする経緯が描かれています.本編では,コロナは単なる天然ボケの少女でちょい役でしか出ていなかったのですが,この物語では,コロナの隠された過去が徐々に明らかにされます.いつも明るく悩みのなさそうなコロナにあれ程の痛い過去があったとは...読んでつらくなります.もともと薔薇のマリアでは悲惨な過去をひきづるキャラが多いのですが,コロナのそれはそれに輪をかけて悲惨です.実験体として心も身体もめちゃくちゃにいじられ,そのあげく捨て猫のように捨てられ,自分の存在理由も見いださず,もう心が壊れてしまいそうになったとき,彼女を救ったのは,「俺はお前が必要だ」とのレニィの一言でした.この後,コロナがどう変わっていくのか,マリア達とどう関わっていくのか気になります.ちなみに,新キャラに「お姉様」の新しい弟子も登場します.これからの展開が楽しみです.

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