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ランブルフィッシュ(10) 学園炎上終幕編 (スニーカー文庫)
価格:¥ 800
三雲 岳斗(著)
おすすめ度
三雲 岳斗(著)
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始まりの終わり
それぞれの思惑がぶつかり合って開催されたサバイブ。沙樹たちによる死闘が繰り広げられる中、教官たちによる戦いも進行していた。静かに、しかし確実に。秘密にされていた恵理谷地下の謎が明らかになるとき、オーバーテクノロジー、レイドフレイムに潜む原罪が瞳子に襲いかかる。人間は新しい文明のステージに進めるのか?
ついに完結しました。とはいえ、物語の登場人物たちは、その人生を続けていく気マンマンですが。
当初はキャラクターが際限なく増えるので、果たして収拾がつくのだろうかと疑問に思いましたが、メインキャラクターに関しては、ある程度描ききれたようで安心しました。
今後も、本作品のようなシリアス65%位の作品が出ることに期待します。


技巧派作家の傑作シリーズ遂に完結
ライトノベルと一般文芸、ミステリとSFの境界を越えて作品を発表する三雲岳斗の(現在までの)最長シリーズである「ランブルフィッシュ」が10巻にて完結しました。
作者はデビュー当時から小説の「上手さ」が光る人で、とりわけ既存のジャンル小説のお約束を巧みに融合して物語を作る技術は秀逸で、職人気質な作家だというイメージを持っていました。ただ一方で上手すぎるのが欠点というか、物語にコントロールが効き過ぎていて作品からこぢんまりとした印象を受けてしまうところがありました。特に、小説の巧拙とは別にある種の「勢い」のようなものが重要な位置を占めるライトノベルの分野ではもう一つ不満を感じていました。
しかし本シリーズ「ランブルフィッシュ」はそんな不満をふっとばしてくれました。「蓬莱学園」を読んで以来、個人的には抵抗できない「巨大学園もの」で、なるほどこれは作者の資質にぴったりかもと感心しました。「恵理谷闘専」に集まる一癖も二癖もある多数のキャラクターは(その人数を考えれば驚くべきことに)それぞれが魅力的に描かれているし、個々の登場人物の物語が絡み合って大枠のストーリーが浮き上がるというブロックバスター型の小説構造を採用することで小説技術の高さが遺憾なく発揮されています。この最終巻では今までの伏線が見事に回収されていき、「よくできた物語」を読む快感を味わわせてくれます。
ライトノベル界屈指の技巧派による傑作シリーズ「ランブルフィッシュ」、未読の人には完結を機に一気読みして欲しい作品です。
シリーズ完結!
恵理谷VSフェニックスのSR戦に決着!
しかしその戦いの裏でもう一つの戦いが、そしてそのすべてに決着がつくこの一冊。
恵理谷の闘騎士達それぞれの戦いに注目!
もう一人の主人公?深見祭理と童顔教師白石奈緒との意外な関係が。

しかしその戦いの裏でもう一つの戦いが、そしてそのすべてに決着がつくこの一冊。
恵理谷の闘騎士達それぞれの戦いに注目!
もう一人の主人公?深見祭理と童顔教師白石奈緒との意外な関係が。
