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総理大臣のえる!乙女の怒りは最終兵器 (角川スニーカー文庫)

総理大臣のえる!乙女の怒りは最終兵器 (角川スニーカー文庫)
価格:¥ 560
あすか 正太(著)
おすすめ度
もしあなたが平和を願うのなら、本書を通じて、平和への「希望」を感じてください。
この本は10代向けの小説です。2002年2月、米国同時多発テロからわずか半年足らずで刊行された「911」を題材にした小説です。いまだ「911」の余波が覚めやらぬ中で「911」をテーマにした小説を発表したことに非常に驚きました。当時エンターテインメントの世界で「911」を題材にしたものをみたことがありませんでした。そして、初めてみた「911」をテーマにしたものが10代向けの小説でしたからなおさら驚きました。本書では小説というだからこそできる10代の若者たちの真っ直ぐな行動が描かれています。現実の世界では様々な利害関係やしがらみが有り、このように真っ直ぐに思いを表明することができません。しかし、小説ならばそれが出来ます。エンターテインメントだからこそ出来るこうあってほしいと思う「希望」を表明できます。本書で主張されている「希望」はあくまで理想であり絵空事であるかもしれません。しかし「希望」を抱かずに最初から絶望して生きるよりは、たとえ絵空事でも「希望」を抱いて生きるほうが世の中をより良くしていけるし、幸せになれる可能性が高まると私は思います。たとえ絵空事と言われようが私は本書の中で描かれている「希望」を信じてみたくなりました。もしあなたが平和を願うのなら本書を通じて、平和への「希望」を感じてください。本書は、小説というエンターテインメントの可能性を強く感じた作品でした。小説だからこそできることがある、そう感じられる作品です。
総理大臣でもなくなってし まったけど、のえるのパワー は健在
基本のあらすじ:折原のえる(14)は悪魔メフィストの力で日本国第90代内閣総理 大臣に就任した中学生。のえるは格闘にかけては天下無敵。負け ず嫌いでイ タズラが大好きで、やることなすこと常識を超越している。権力を振り回す彼女の いるところには騒動が絶えず、振り回されるのは常に幼なじみの健太なのだっ た。1巻『彼女がもってる核ボタン』ではドナービジネスを織り込んでいたが、3巻では 9.11テロ&アフガン空爆というデリケートな問題をモデルに、いままでになくシリ アスな展開に。テロで友人を失ったのえるは、真っ正直に一本気に、我が道を 進み、友人を失った理不尽な出来事にぶつかっていく。総理大臣でもなくなっ てしまったけど、そのパワーは健在です。理不尽だけどどうしようもないことに、人は何ができるのか。マジに考えてしまっ たですよ。

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