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ちょっといないかも

怪物、人類の王者ともいえる天才少年、果須田裕杜とのゲームに勝利した鈴藤小槙は、その存在を世間に知られることなく、平凡な生活を続けていた。裕杜とのゲームで小槙のパートナーを務めた祥は、科学者一族、灰火秋家の当主に挑むため、大型客船に乗り込む。チェスの世界王者に灰火秋一族のコンピュータが船上で対戦することになっているのだ。そして、なぜかそこには小槙も招待されていた...

前回は、一応巻き込まれた形でゲームに参加していた小槙ですが、今回は、最初っからVIP扱いです。祥は、相変わらずもぐりこんでますが...ラノベでは文武両道のヒロインが多い中、小槙は、頭だけ。なのに、自信満々というか、泰然としているのは、おろおろしないぐらい頭がよいってことなんでしょう。それに、自分についてもあんまり興味なさそうだし。ちょっといないタイプかもしれません。

前作より面白さが若干、落ちた感があります

街中での緊迫したデスゲームから一転、今度は武装グループに占拠された豪華客船と火砕流が襲い来る島が舞台!!
基本的に構成は前作と同様、小槙は島へ、祥は豪華客船っといった具合に、二人は別々に直面する困難に立ち向かっていきます
これはこれで結構面白かったのですが、いかせん前作ほど面白みはありませんでした……
前回は離れ離れでもお互いに協力して困難を打ち砕くような場面も多々ありましたが、今回にはそれがありません…。そうゆう辺りも、若干ながら不満でしょうか…
ただ、小槙や祥のように超飛躍が可能な人達―ネクストについても今回、判明することが多いです。また、