スニーカー文庫通販サイトTop >   >  .hack//CELL Vol.1 終わる世界 (角川スニーカー文庫)

.hack//CELL Vol.1 終わる世界 (角川スニーカー文庫)

.hack//CELL Vol.1 終わる世界 (角川スニーカー文庫)
価格:¥ 540
涼風 涼(DIGITURBO)(著)
おすすめ度
不思議な感じ
The Worldの殴られ屋『碧』と、病魔に蝕まれ余命幾許もない『下村みどり』。 碧の友人『アダマス』と、みどりの友人『果歩』。 碧とみどりの切り替えのたびに二人の関係はなんだろうと考えますが、でも双方の生活の描写にどんどん引き込まれてしまいます。 まるで未帰還者のような碧と、けれどThe Worldには全く触れた事のないみどり。 死に近づこうとする碧と死にたくないと渇望するみどり。 この二人の関係は、下巻にて明かされます。

挿絵も緻密に描かれていて、イラストというより絵画といったほうがピッタリくるでしょう。
しかし結構肉体の曲線が美しいです。

現社会にも通ずるテーマなのかも
アニメ「.hack//Roots」に出てきた殴られ屋「碧」をピックアップしたアナザーストーリー作品。
彼女がなぜ「殴られ屋」になったのか、そしてリアルの「碧」とはいったい…?
説明的な文章は最小限に、主人公の心のうちを細かく描いているため思わず読み入ってしまいます。
「.hack」の小説シリーズ全作品に言えるのですが、アニメ・ゲーム版では暗部としてきた、
主人公達のリアルにおける生活環境をきちんと描くことにより、
「ネットゲームを中心とした人間ドラマ」、というありきたりの設定ではなく、
「日常生活におけるネット(ゲーム)の在り方」、「ネットを通じて得た人間関係の構築」、といった、
実際の現社会にも通ずるテーマをリアルに投げかけている雰囲気を持っていることには注目。
.hack//の新境地
.hackシリーズの最新作.hack//G.U.を舞台にした完全オリジナルの小説。
御本人があとがきで書かれているように、今までの.hackのノベライズとは全然雰囲気が異なってますね。悪い意味じゃなくて良い感じで新しい.hackの世界を構築した感じでしょうか。
ゲームをやってなくても問題なく楽しめますよ。
ゲームをやっていると思わずニヤリとしてしまうシーンも。

碧の美麗さに刮目!
アニメ.hack//Rootsを始め、ゲーム、コミックと様々なジャンルで展開されている.hackですが、今月の初めにこちらの小説が出たので読んでみました。
この作品は.hack//Rootsの第21話にも出てきた碧を中心に話が進められています。アニメを見ていない人のために説明しますと、この碧はネットゲーム「The World」で最初に金を貰って攻撃を一定時間かわし続け、少しでも当たれば商品を出すという殴られ屋を商売にしてまして、グラフィックや強さなどが印象的だったと思う人は少なくないでしょう。.hack//Rootsや.hack//G.U.の主人公ハセヲを始め、アニメ、ゲームの登場人物が何人も登場しており、彼らとどう絡んでいくかを見るのも楽しいですし、作中の文章表現もボキャブラリーが豊富で、且つくどいと思わせない巧みさがあります。
また、この作品はゲームとリアル、2つの世界でストーリーが展開され、ゲーム側の碧、リアル側の中心人物である下村みどり、彼女たち2人の“ミドリ”がどう関わっているのか漠然と想像は付きながらも今回のVol.1ではっきりした答えがなく、そういう意味でも続きが気になって仕方ありません。

関連エントリー

スニーカー文庫通販サイトTop >   >  .hack//CELL Vol.1 終わる世界 (角川スニーカー文庫)

お気に入りに

  • My Yahoo!に追加
  • Yahoo!ブックマークに登録 Yahoo!ブックマークに登録
  • Add to Google
    • seo