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バイトでウィザード―とどけよこの憎しみ、と少年は涙した
価格:¥ 540
椎野 美由貴(著)
おすすめ度
椎野 美由貴(著)
おすすめ度
相変わらず暗いが。
表紙と内容の乖離も著しいバイトでウィザード長編。
第一巻のころの無茶な明るさもあれはあれで違和感があったが、ここまで陰鬱な一般文芸っぽくなるとは思わなかった。ただ萌えだとかコメディだとかを期待しなければなかなか面白い。
文体もえらく読みにくくなってきているが、塩原の恋心、豊花の心情、京介の内心など、それぞれの掘りさげがあって、だんだん感情移入できるようになってきた。
面白くなってきたので、次回にも期待。
でもひたすらに地味だなぁ。ネタバレネタバレの登場など衝撃的だし、その武器や生活状況の描写なんか、光るところもあるけどね。というわけで★四つ。


新展開!!
長編第6巻のこの本。今までの展開と変わらないと思ったら…変わりました!!見事に!!あの人がついに登場します!第7巻以降はさらに心躍る展開が待っていると思います!個人的には塩原が好きでたまらないですね。いいですね。不器用な女の子!


思わぬ展開に・・・
いつも通り、豊花は京介を振り回すわけですが、今回は、妹らしいかわいい一面もあります。やっぱり豊花は、兄を大事に思ってるんだなぁ、というのが伝わります。また、京介の心境にも変化が。「無効治癒体質」の進行につれて、「死」に対する恐怖を感じ始めているようです。はたして、無効治癒体質は何処まで進んでしまうのか。そして、最終段階まで進行した時、一体どうなってしまうのか・・・。ここら辺も気になるところです。そして、かつて心の支えであった京介の彼女「砂島礼子」彼女との日々、そして彼女の死に、ようやく向き合えるようになった京介の心を、大きく揺さぶる出来事が・・・!とにかくラストは衝撃的です。

