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ゲートキーパーズ1985―二つの刻の狭間で (角川スニーカー文庫)

ゲートキーパーズ1985―二つの刻の狭間で (角川スニーカー文庫)
価格:¥ 580
山口 宏(著)
おすすめ度
中弛みのところで…
ゲンナリしましょうか。無印と21のような子供の視点は一切ないです。当たり前だけど、登場人物たちはもはや大人です。ここで防衛軍の壊滅の理由が書かれているんですけど、とってつけたような感じですね。浮矢瞬の頑張りと、番場長太郎の活躍が見られて、いいですけどね。
商業主義の塊
当時、無印ゲートキーパーズのファンであった自分がゲートキーパーズ21を見てそのあまりの暗さと前作キャラのぞんざいな扱いに失望し落ち込んでいたところで、さらにとどめを刺すように出版された本。これを読んで落ち込みがさらにひどくなり、終いには怒りが沸いてきてしまい破り捨ててしまった記憶がある。巻末に作者の言い訳がましく一種傲慢な解説があったことを覚えている。自分の作品をあの名作マンガ「オバケのQ太郎」と同列に考えていたとは、思い上がりもはなはだしいと当時感じた。結局この小説は、完全に金儲けのために製作されたゲートキーパーズ21(皮肉にも商業的に失敗し前作のファンの多くを失ったらしいが)の内容を補完するためだけのクズ小説だったわけです。まさに商業主義ここに極まれりと思われた駄作でした。
ゲートキーパーズ1985―二つの刻の狭間で
タイトル通り「ゲートキーパーズ」と「ゲートキーパーズ21」の間に起こった物語を補完する内容です。作者の山口氏はTV版の物語が閉じてからの話を考えていたようです。TVの最終はハッピーエンドに見えますが、長い年月の中では人にはいろいろ不幸が訪れると言うことです。公共のメディアではいろいろ書きにくい内容もあると思われます。それを凝縮した話になっていて、「ゲートキーパーズ21」をより深く鑑賞できる内容です。したがって最初の「ゲートキーパーズ」のみしか見ないのであれば読む必要も必要もないですが。

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