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アンジェリック・ノワール (1) (角川文庫―角川スニーカー文庫)

アンジェリック・ノワール (1) (角川文庫―角川スニーカー文庫)
価格:¥ 650
椎葉 周(著)
おすすめ度
平均点かな…。
全体的にいって、ストーリーの展開に、あまり起伏がなかった。神話に基づいたネタが話の節々にあって、ネタづくりのために色んな資料を調べたんだな、という努力は認めるが、それをだらだらとに文章にしてしまうことはしてほしくなかった。地の文章の表現のなかにそういった調べたネタを何気なく組み込むと引きつけられる文章になると思った。あと、たしかにキャラは個性的ではあるが、それがまだまだ確立されていないのがたくさんいる。たとえば「変な日本語をかたる中国人」というキャラの設定自体はまぁいいとして、でもそいつが日本語のムズかい語意表現をもちいて、資本主義を語るシーンなどは、よんでてかなり違和感があった。この場合では、語らせるにしてももっと拙い表現にしてへんな中国語風にしないと、読者は違和感を感じてしまう。うーん、評価は平均点かな。
面白いじゃないか、コレ!
椎葉さんの作品初めて読みましたが、いい感じですね。 スニーカー文庫から離れていたのですが、まだまだ捨てたものではないなあと思いました。 疾走感があって、読み出すととまらなくなります。 随所にちりばめられたサブカルチャーに、にやり。 戦闘シーンは、まさに血湧き肉踊るという感じです。 久々に爽快な物語でした。今後期待します。
痛快ヒーローもの再び!
アルティメットからの大ファンです。 今回は現代ものですが、天使(というか異世界人)にスカウトされて超人化する等、SF要素が入ることで、作者お得意の痛快なアクションも十分堪能できます。 内容は、ひょんなことから、主人公が不登校になってしまったいじめられっこを復帰させるために奔走する話しになっていますが、こういった話しにありがちな、「イジメ」へ対する作者の思い入れが鼻につくということもなく、真っ直ぐな姿勢が爽快で、格好良いです。まさしく、正統派ヒーロー!見ていて気持ちが良いです。それでいて、さりげなく感動するところも書かれていてジーンとさせられます。サブキャラのアニメオタクも妙に格好良く、良い奴で、面白いです。後半の戦闘シーンは、思わず笑ってしまいました。 使われているネタが、元祖ガンダム、ブルース・リー等と古いのと、○○戦隊とかにかぶる子供っぽい印象も受けますが、前作に引けを取らない読者を楽しませる試みが沢山入った作品になっていると思います。スカッとするので、読んでみて下さい。
微妙
私はアルティメットファクターから読んでいるので、この作品には非常に違和感を感じずにはいられませんでした。 ほとんどのキャラがアルティメットのキャラの性格とかぶっていて、アルティメットのパラレルワールドといった感じです。とはいえ、そのまま書くわけにもいかなかったようですので、シュンがマルコ+ハーンだったり、一人称が「僕」のリボーがいます。 無理して性格とか変えようとせず、そのままアルティメットのパラレルワールドとでもいって開き直ってくれたら、アルティメット好きの私としては楽しめるのですが。作者の想像力の限界なのか、それともアルティメットに対する未練なのでしょうか。今のところは、正直言って前作のアルティメットのほうが面白いです。 次の巻も買う予定ですが、展開次第では最終巻まで買い続けるかは疑問です。
うーん…。
キャラクターは魅力的で面白くない訳ではないのですが、どこかイマイチ。 椎葉さんの文体やセンスが好きな方は買っても損はないと思いますが、 前作のアルティメット・ファクターのファンなら購入は要検討だと思います。

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