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斜め読みしそうになった。

文章力不足というか、起こっている事が分かり難い。 デビュー作ゆえなのか、とても読み辛かった。 話の内容は、評価されるべきなんだろうけど、読むのがきつかった。 更にややこしい設定が一躍を買っている。今は『いつ』なのかが分からなくて混乱した。 結構重い話なので、購入される方は注意。

読後感がいいですね

　ジュブナイルらしく甘い。が、良作。　絶対読めとまで勧めることはないにしろ、読んで損は無いといった感じ。大賞を取ったというだけある。ぱらっと中身を見て文体が気に入ったから、というのもあって、非常に読みやすい。それでいて内容も良かった。何と言うか、その一途さに温かくなる感じかと。登場人物に感情移入しやすく、物語の構成としても上手いし、色々と推測を愉しむ余地もあって、解かれた謎も無理は無い。　読後感も良く、温かい気分になる。　良作。　咲田哲宏の名前は覚えておこうっと。

あったかいお話なのです。

人にあって竜にはないもの。不確かなことだと今まで思っていたことを、確かなもの、大切なことであるということだと、この本が教えてくれました。心温まる物語です。あなたにも、きっと見つけることできるはず。読んで、確かめてみてください。