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海がきこえる (徳間文庫)
価格:¥ 620
氷室 冴子(著)
おすすめ度
氷室 冴子(著)
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海がきこえる
地方の進学校を舞台とした青春小説。アニメ化ドラマ化されましたが原作が素晴らしい。単行本のほうがカバーもイラストもよかった。東京から母の郷里四国に不本意ながら転校してきた里伽子。生まれてからこの狭い街でずっと暮らしてきた拓。何もかも違うようでいてどこか似ている二人。氷室作品ならではのこのへんの機微にグッときます。


さわやかないい本です
さわやかさだけでないところがよいです。
文章や構成が緻密なところが、雰囲気だけで書いたエッセイ風の話とは違い
読み応えがあります。
ドラマにもなりましたが、高知弁は文字で読む方が各々の気持ちにすんなり
入ってくるのではと私は思います。
学生の時読みましたが、青春まっただ中より少し離れた時代の方が
より共感できる気がします。
ぜひご一読を。

おじさんも楽しめます。
津村知沙や、武藤里伽子のような、不安定で傍若無人な女性に振り回された経験がある男性は少なくないはず。今、そんな女性とお付き合いしている方、若いころそのような女性とお付き合いしていた方などにお勧めしたいです。こんな楽しい本を若い人に独占させておくのはもったいないですよ。


半永久的な青春小説。
私も、アニメを見てから、この小説を読むに至りましたが、なぜ、海がきこえる、に惹かれたのか、なんとなく感じることができました。というのも、小説の方が、拓や里佳子、そして松野の心の動きが細かく描かれているため、さらに彼らの気持ちを感じ入り、同調することができたからです。拓が、親友である松野を気遣いながらも、里佳子のことが気になってしまう、そんな彼の行動を読みながら思わず、うなずいたり、にやけてしまったり、しかしながら、極めて自然体で淡々と物語が進んでいくため、読み手側も無理なく同じ世界に入っていけます。なかなか素直になれず、お互いの個性がぶつかりあって終わってしまった高校時代、大学生で再会して、こんなことがあったなぁと登場人物たちが思うのと同じように、読んでいる自分も、あったあった、と賛同してしまう、みんながそう思ってしまう青春時代の様々な場面が、この作品には描かれているんですね。読む人に、青春とは?という問いかけに対する答えを、自然と導き出してくれる、半永久的な青春小説、であり、稀有な作品、ぜひ、皆様にも読んでいただきたいです。


海がきこえた
自分が今、大学生もしくは高校生ならとにかく読んだ方がいい!この作品にすごく親近感が沸くはず。主人公の杜崎拓という男の子の視点でストーリーは進んでいくので、学生生活を送る、特に男性諸君はこの本を読んでどこか主人公と重なる部分が出てきたりもするんではないでしょうか。こんなにリアリティのある作品を見たのは初めてでした。大人の方でも、「そういえばこんな事もあったな。」と思うところがあるはず!懐かしめる作品ではないかなと思われます。もちろん、この続編である「アイがあるから」もオススメです。


