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しっとりシフォンケーキ―初めて焼いてもとびきりおいしい35レシピ (別冊家庭画報)
赤堀 博美(著)
おすすめ度

私はお店でもあまり「美味しい」と思えるシフォンに出会ったことがなく、こんなものかと言う諦めと共にケーキの中でシフォンはどちらかと言うと苦手な焼菓子になっていました。
(素材の風味がそのまま出やすいですし、シンプルなゆえに生地の舌触りがはっきりわかる。)
カフェやケーキ屋さんで出されるシフォンはシフォンと呼ぶにはスポンジケーキに近い様な「ぱさぱさ」した食感のものが多く、美味しいと思えない。
敬遠していたお菓子を「しっとり」のタイトルに引かれてこの本のレシピで作ってみると、本当に美味しい「シフォンと呼べる舌触り」のケーキが焼けました。
17cm型で「卵白4個分&卵黄2個分」の分量に納得いかない方もいると思いますが、その分「健康的」で私は好きな配合です。
表紙にあるような「だれる」様なシフォンにもなりにくいはずです。
そうならない「立ち」のしっかりしたシフォンで、焼詰まりもなくそれでいて「しっとり」まさにシフォンと呼べる舌触りのケーキが出来ますからぜひとも一度、このレシピを試してみて欲しいです。
私にとっては「本」がではなく、この「シフォンケーキ」がなによりお勧めです。
ベーキングパウダーをつかわないからなのか?本当にしっとりしていて、病み付きになる味わいです。ぜひ、お試しあれ!

これがプロの仕事なのかと疑問を抱かずにいられません。
初めて作る人であれば、これが普通なのだと勘違いさえしてしまうのではないでしょうか?
私も初心者時代はよく『焼き詰まり』の起きたシフォンを作りました。
ナイフの自重でシフォンがつぶれてしまう程のふわふわケーキなど得意中の得意。
でも、それらは『失敗作』なので身内で食べるほか処分の方法がありませんでした。
ちなみに他のどの本のレシピでも「くしゃり」とした柔らかそうなシフォンにすることは可能です。
失敗さえすればいいんですから簡単です。
『焼き詰まり』は膨らんだ生地がその状態を保持できずに冷めるにつれ縮んでしまう現象。
『焼き詰まり』が起こった部分は他の部分に比べ食感も悪いです。
しっとりを通り越して、ねっとり感さえあります。
しっとり生地が萎んだ結果なのですから当然ですね。
すなわち、『焼き詰まり』は見た目が悪いばかりか、美味しささえ損なうものです。
プロであればそれは認識しているはずなのに、なぜ表紙にまで使うのかが疑問です。
型からはみ出した生地は萎むしかないこともわかっているのに、
最初の説明写真から焼き詰まりばかり。
表紙が特別で、中はマトモなんじゃないかと一抹の期待を抱いていたのですが、
本人のレシピのものは全滅でした。
唯一マトモだったのは巻末に載っているパティシェの作った卵シフォン。
これだけは、ちゃんと売れる物を作ってるパティシェのレシピだけあって、
美味しそうですし、実際、美味しいです。
絶賛している方が多いので、かなり期待してたのですが、
期待はずれもいいところ。
これがクッキングスクールの先生の実力ですか?
作り方の写真が多いし、説明も分かりやすかったです。
「初めてなのに、こんなに上手にできたの」って言われて嬉しくなっちゃいました。

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