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24 CTU機密記録 消失点(下) (竹書房文庫 TF-D 6)
価格:¥ 650
マーク・セラシーニ(著),阿部 清美(翻訳)
おすすめ度
マーク・セラシーニ(著),阿部 清美(翻訳)
おすすめ度
登場人物間の新たな「消失点」が明らかに
※上下巻とも読みましたが、レビューは下巻の方にだけ付けます。
シーズン1よりも前....しかも今回は、後に大統領になるデービッド・パーマーが
上院議員として、大統領選出馬を決意する直前という時期にあたります。
が、本作では、デービッド(およびその妻のシェリー)は「脇役」に過ぎません。
# ただ、シェリーの「悪女ぶり」は、本書のいいスパイスになっているようです。
軍事技術を奪おうとする中国と、その技術を私腹を肥やすべく利用したい連中、
さらには事件の舞台であるラスベガスを牛耳るギャングが絡みあい潰しあい、
やがて流れは一点へと集約されていきます(集約されたその一点のことが、
本作のタイトル「消失点」Vanishing Point です)。
読み物としては、上巻の描写が細かすぎる(頭6時間しか書けていない!)分、
下巻はテンポよく場面が展開していきますが、もう少しこの配分は何とか
ならなかったのかな....星を減らすほどの欠点ではないと思うのですが。
なお、本作では、カーティスの「CTU新人時代」の活躍がみられます。
また、モリス・オブライエンもいい味を出しつつ、作戦に絡んできます。
シーズン1以前に、既に彼らもジャックとつながっていたのかと思うと、
それだけでも「機密記録」シリーズを読む意味はありそうです。
