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YENトリックス

YENトリックス
価格:¥ 1,835
マライア(アーティスト)
おすすめ度
多彩な異才
本作が録音されたのが1980年。歌謡シーンは田野近(タノキン、と読む(^^;)を筆頭にアイドル花盛りの頃、、と考えれば、このマライアといった音楽集団がどれ程"異端"として位置付けられていたかがよく判ろうかと思います。 とは言え、マライアにせよYMOにせよ、音楽といったものがいよいよ多様化し、若者のミュージックに置いてさえ歌謡曲 or それ以外(ロックとか)という単純な二元的分類も成り立たなくなった事が明白になった時期でもあろうかと思います。 別段、(国外の)ハードロックやプログレッジブロック、また、それらにおける様式美や美メロだけを追うのであれば他にも同じ様な形態のバンドはあったかも知れません。 そこで一線を画している点は、やはりグループから個人(メンバー)単位へクオリティの良さを求めた際に、充分にこれに応えられるメンツであったという点に尽きるのではないでしょうか。それは、マライア前後のメンバー各自の動きを見ても証明されるものだと思います。 生憎、入手し難い状態の本作ではありますが、いよいよ邦楽の有り方が変わりだし、それこそ世界を相手にできるという純粋なアーティスト集団が現れ始めた時期の作品としても楽しめると思います。
初マライア。
なんか日本のバンドじゃないみたい。いい意味でですが、もちろん。今回初めて聴いたのですが、土方さんのソロみたいな感じだと勝手に推測してたのでチョット以外な気もしたけど、気に入りました。ライナーに書かれていたこの後のアルバム”アウシュヴィッツ・ドリーム”も是非CD化してもらいたいです。それとNAZCAでね。
これは序章である
鬼才、清水靖晃を中心にメンバーのソロや、セッション含めて20枚前後のアルバムを遺した彼等はバンドというよりは、一大プロジェクトでした。それらソロアルバムで様々な実験的な音づくりを試みては、「マライア」名義である程度まとまったものをリリース、といったサイクルでした。さて、5枚程度のソロ名義リリースを経て、バンド名「マライア」での1枚目が本作です。音は「一抹の狂気を秘めたハードロック」といった感じですが、これはこれで楽しめる仕上がりですが、あくまでこの時点での姿。彼等はこれ以後、さらなる実験を経て3作目「マージナル・ラブ」で凄まじい狂気と破壊と静寂の闇に辿り着きます。質の高いハードロック(?)である本作は、その序章と言え、この1作のみで語るには様々な!音を生み出すプロジェクトでした。本作を入り口に、音の迷宮に迷い込まれるのもよろしいかと・・・(私はどっぷりハマりました)。
フュージョン系の名手が集まったマライアの実質上のファーストアルバム!!
1980年リリースのジャパニーズフュージョンのツワモノミュージシャンが結成したバンドとして第1弾・・・これ以前に清水靖晃を中心に制作された「マライア」と言うセッションアルバムがあり、これがバンド結成に至ったようです。個人的にずっと気になっていたバンドでしたが、未聴だったんですよね・・・メンバーは、他アーティストのものでよく知っていたのですが。今回のこのキングの再発で聴く機会を得たわけですが、想像していた音と違っていて驚きました・・・インスト主体のハードフュージョンと思っていたのですが、ボーカルをフューチャーした大人のロックと言う印象でした(TOTO的なアプローチに近いかな)。プログレ的な要素もあまりないです!!メンバーは、清水靖晃(Sax)・笹路正徳(Key)・土方隆行(G)・渡辺モリオ(B)・村川ジミー聡(Vo)、そしてセッション参加山木秀夫(Dr)・・・山木はメンバーではなかったんですねえ!!正直ボーカルが弱いので、インストで押し切った方がよかったのではと感じた次第です。それにしても日本が誇るミュージシャンが、よくぞ集まりました・・・フュージョンシーン(!)の重要なアルバム!!

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