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コミュニケーション戦略スキル (ハーバード・ビジネス・レビュー・ブックス)

コミュニケーション戦略スキル (ハーバード・ビジネス・レビュー・ブックス)
価格:¥ 2,310
ダイヤモンド社
おすすめ度
コミュニケーションを時々モニターしましょう
 伝える情報も、受ける情報も、データとしてバイトで計れます。しかし、送り受けするのは人間であって、電子デバイスではありません。そこに、単純には割り切れない”幅”や”質”や”裏表”や”含意”が生まれてくるわけです。 システムに関わる仕事をしている手前、正確な情報の伝達のために「ドキュメント」を多用する生活を送っていますが、そればかりに頼ってはいられないのが現実です。いつ、どこで、だれに、どのように伝えるか、でコミュニケーションのスピードはおろか、主要なメッセージまで変わってしまうものです。 驚くような新しい切り口の論文が含まれているわけではなく、ある意味あたりまえの内容と感じる方もいるにちがいありません。しかし、頭ではわかっているつもりであっても、時には少し落ち着いて自分のコミュニケーションが問題ないかどうか見直す機会は持ちたいですね。そんな機会をもたらしてくれる本ではないでしょうか。
有意義な対立と無意味な対立
この論文集の中身を大雑把に2つの分野に分けるとすればクリエイティブな仕事のために有意義な対立を生み出し意思決定の水準を高めるという物と日常の仕事のためのスムーズなコミュニケーションで効率的に仕事をこなす方法という風に分けられると思います。1つ目のグループに入るのが2・3・8章、2つ目のグループが1・4・5・6・7章。私の関心は2つ目のグループにあったため非常に面白く読むことが出来ました。特に1・4・6章は相手との言語的コミュニケーション、未然に情報を得る、非言語コミュニケーションを通じて相手の真意を知るというスキルを身につける上で非常に参考になります。
リスニング能力の重要性や会議運営のルールについての章を読んでみてください!
良書だと思います。コミュニケーションについて理論的に切り込んでいる本は多数あるけれども、実践的であることとアカデミックであることのバランスがとれていて、いずれもハイクオリティであるという点で、買う価値のある一冊だと思います。特にリスニング能力に触れている1章と、会議進行について触れている2章は必読です。リスニング能力については、専門的なトレーニングをする学校ももっとでてくるような気がします。少なくとも、非常に重要な能力でありながら、体系的な教育されてこなかったテーマです。新しい学習指導要領にもぜひ取り入れてほしかったという感があります。
企業内でのコミュニケーション
最近は携帯電話、インターネット等のコミュニケーションインフラが豊富である。これらを通じてビジネスはスピーディー且つグローバルに展開されている。いわゆるIT技術の進歩は確実に企業外部とのコミュニケーションの壁をなくしている。しかし、企業内部でのコミュニケーションはどうであろうか?会議は行われるがそこで各部門間の意思疎通はできているだろうか?新しいビジネスへの真剣で効果的な議論はできているだろうか?会議だけではない。日常の業務についても部下は上司に真実を報告しているだろうか?自分の都合によって真実を隠してはいないだろうか?企業内部におけるコミュニケーションが十分に行われないなら、当然外部へのパフォーマンスは低下する。本書は誰もが認識しながら真剣に取り組まない社内コミュニケーションについて具体的事例を紹介している。「ウチはチームワークだけは良い」と思っている貴方、本書を読めば自分の認識の甘さを痛感し即座に対応を考えてしまう事請け合い。

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